ー4話 再発 ページ32
名前「(まずはボールを奪い取るところから！)」
思考を整えるとポジションに戻る
ボールは今度は敵陣からだが、そのボールはあっさりネスに奪い取られてしまう…
名前はまたネスとカイザーの連携を止めるためにカイザーを追跡していると
名前「？(気づかれてない？)」
あることに気づいた
洞察力の高いカイザーが近くにまで居て付いて来ている蒼に気付いる様子がない
名前「(気づいてないなら好都合！)」
ネス「どうするカイザー？」
カイザー「ﾀﾋ刑だ」
ネス「OK☆」
【ボンッ！】
ネスがカイザーにパスを出したその瞬間＿
カイザー＆ネス「「！？」」
名前「nice pass…ネスくん！」
2人は名前に気付けていなかったこともあり
名前は先程より加速するとボールを奪い取り切り込む…動きが先ほどより全く違う＿
名前「凄い…！」
名前はカイザーと同じような目の使い方をしてみる…不思議な感覚だ。天から試合の状況を見ているかの様な感覚…フィールド上の全ての情報が名前の頭に入ってくる
周りに妨害はされる前に名前はルートを変えて進んでいる、そんな名前の目は…
瞳孔の奥に無限に続いている様な綺麗な青い眼になっている。名前は新たな景色に興奮していた…すると＿
名前「！？」
カイザー「クソお邪魔します♪」
カイザーのその言葉と同時に寒気を感じた…その寒気はまるで恐れていたことが起きてしまったことに対する恐怖の様なものが襲う
名前の進行方向を邪魔して来たカイザーの存在に蒼は気づくがそのままにした。
予想通りカイザーは名前の邪魔をして来たが、何か違う…名前は直感で分かった“目覚めさせてはいけない物を目覚めさせてしまった“とだが…その寒気に屈することはない
名前「邪魔しないでくれる？カイザーくん」
カイザー「それはこっちのセリフだ＿
自らを
蒼「(臆するな！世界一になるには＿“皇帝“から潰すしかない！)僕は“ネズミ“じゃない！…僕は＿」
【ボンッ！！！】
カイザー「！」
名前は妨害して来たカイザーを気にせず
ドライブシュートを決めた
【ﾊﾞｼｭｯー！！！】
「マジかよ！？」
GKすら反応に遅れてしまうほどの速さの
蒼のシュートはゴールに入る
名前「僕はどんな
カイザーを睨む
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作者名：眠い羊ちゃん | 作成日時：2023年3月1日 0時
