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名前「苗字名前だよ、玲王…くんでいいのかな?」


玲王「お前なんでここに来たんだ?」


名前「さぁね、あの人が僕のこと自慢したかったから連れてこられただけだし…」


名前はそう言うと冷たい視線を父親に向けるが
本人は全く気づいていないようだ


玲王「!…そっか
なぁ、お前ゲームできる?」


名前「できるよ、やるの?」


玲王「やろうぜ一緒に」


名前「いいよ」


名前が承諾すると玲王は名前の手を握って
引っ張ると名前はされるがまま付いて行く
部屋に入ると中にはおもちゃが多くある


名前「何するの?」


玲王「これやるか?」


玲王が取り出したのは最新のゲーム機の人気格闘ゲームソフトだった


名前「それでいいよ」


玲王「ん」


玲王はソフトを入れるとテレビの電源を入れて名前にコントローラを渡す


玲王「手加減しないからな!」


名前「はいはい…」


ー数十分後ー


【コンコンコンッ】


ばあや「失礼します玲王様、名前様」


名前「入っていいよー」


ばあや「?…失礼します」


【ガチャ】


オレンジジュースと高級なお菓子を乗せた
銀のトレーを持って、入室の許可を得ると
返事をしたのは玲王ではなく名前のことに
召使いの女性は少し疑問を持つが
そのまま入る



ばあや「お飲み物とお菓子をお持ちいたしました…おや?」


【KO!Perfect!】


玲王「くぅっ!…名前!もう一回!」


名前「それさっきも言ったじゃん…」


玲王「これで最後だから!!!」


名前「今ので3回目だよ?」


玲王「本当にこれで最後でいいから!」


玲王は名前に迫る、玲王は手加減しないと言いながらも名前に連敗していることが分かる


ばあや「仲良くなっているようですね
良かったですね玲王様、新しいお友達が出来て」


名前「友達…僕と玲王くんが?」


玲王「お前は違うのかよ…」


名前はばあやにそう言われてポカンとした顔をする、玲王はそれに少し不機嫌そうになりながら机に置かれたオレンジジュースを飲む


名前「僕が友達になっていいの?」


玲王「お前…友達いねぇの?」


名前「…いない」


玲王「ってことは…俺が名前の“初めて“の友達ってこと?」


名前「!…うん
“1番“最初の友達」


玲王「まぁ、悪い気分じゃないな!
名前は面白いな!これからよろしくな!」


名前「うん!…よろしく!」

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作者名:眠い羊ちゃん | 作成日時:2023年3月1日 0時

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