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名前の絶望的な人生は大きく変わる事になる
この瞬間_10年間生きて来た“世界一の天才苗字 名前“という存在を“絵心甚八“は“イカれたサッカー狂い…絵心甚八の娘“に生まれ変わらせたのだ

絵心は手を取った名前に不気味に笑うと
そのまま名前の手を引き親戚達の元に向かう


祖父「名前!お前どこに…!?
お前は!絵心!?」


絵心「よぉークソジジイ」


祖父「クソ!?…お前!なんでこんなところに!」


絵心「一時的に日本に帰国したんだよ
というか、葬式参加しろって言われたから
参加してやったんだよ」


祖父「っ!…名前!こっち来なさい!
そんな男と一緒にいたら碌なことないぞ!」


名前「え?」


名前は祖父に言われて絵心の顔を見る


絵心「気にすんな、おいクソジジイ
コイツは俺が引き取る…それでいいな?」


祖母「え!?」


祖父「お前の様な狂った男が名前を…!?」


絵心「名前から聞いたが、お前らは蒼を気味悪がって引き取らなかったんだろ?
お前らにとっても好都合だろ」


祖母「そ、そんなことは!…」


祖父「くっ!…名前!早く離れなさい!
そんな男といたらお前に悪影響だ!」


祖父は名前に近づき引き離そうとすると…


【パチンッ!】


祖父「なっ!?」


名前は掴もうとして来た祖父の手を弾くと
絵心の手をより強く握る


名前「ヤダ、僕はこの人がいい
この人が僕の親になってくれるなら
僕は喜んでこの人に着いて行く」


祖母「名前ちゃん?」


名前「それに、もう…
あの2人の娘だったっていう事実と苗字家の子供なんて事実を早く消したいの…早くここから離れたい」


絵心「本人もこう言ってる…
というこで、それじゃあ」


絵心は名前の手を引いて
後ろを向いて祖父に向かってヒラヒラと手を
振って出て行こうとすると_


祖父「ゆ、許さないぞ絵心!!!!」


祖父にそう言われた絵心は一度立ち止まる
すると、何か予測したのか
名前の手を離すと耳に手を当てて聞こえない様にする


名前「?…絵心さん?」


絵心「何でもねぇよ」


ここから先の話は蒼には一切聞こえない


祖父「その子は“苗字家“でも最も優秀な子なんだぞ!?その子にはもっと良い未来がある!!貴様の様な狂った男にその子を_

その子は私達の“物“だ!!!
取り戻すからな!その子は私達の“所有物“だ!!!」

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作者名:眠い羊ちゃん | 作成日時:2023年3月1日 0時

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