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名前「ゲホッ！」
【ベチャ！】
【ポンッ】
？「！…お前…！」
名前は吐血してしまう…
綺麗な白い石が赤く染まると同時に
サッカーボールを落とし地面を跳ねる
男は驚いていると
名前「サッカーのために、僕は親も◯したんだよ…」
？「は？」
名前は男の服わ強く掴むと俯いていた顔を上げ
名前「僕が吐血するようになったのは両親のせい…僕からサッカーを奪おうとした…
だから2人を◯し合いさせるように誘導した…お医者さんからはサッカーを続けるのは難しいかもしれないって言われた…でも、それでもいい！
僕はサッカーがしたいの！！！
たとえ僕の体が壊れたとしても！世界一のストライカーになるって夢を叶えたいの！！！」
？「…イカれてんな」
名前「アンタに言われたかないね！」
？「…これが最後だ。
想像しろ、舞台はＷ杯決勝。8万人の大観衆、お前はそのピッチにいる。
スコアは０−０、後半アディショナルタイム。ラストプレー、味方からのパスに抜け出したお前は、ＧＫと一対一右６メートルには味方が一人、パスを出せば確実に一点が奪える場面…お前ならどうする？」
名前「そんなの…
パスせずにGK撃ち抜いてゴールを決める…
だって、それがアンタの求める“ストライカー“でしょ？」
名前の目はこの時、
？「フッ、合格だ。
お前は今…“絶望“しても尚戦おうとした
そんなお前みたいなイカれた奴に
“夢を叶える“能力は宿る＿」
男は少し笑うと蒼の腕を掴んで立ち上がらせる
？「お前、名前は？」
名前「苗字 名前…」
？「名前か…お前の引き取り先は誰だ」
名前「居ないよ、みんな僕を気味悪がって
引き取りたがらなかったから」
？「なら、好都合だ。
名前よく聞け、俺の名 前は“絵心甚八“だ
今からお前の親になる男だ」
名前「え？僕を引き取るの？」
絵心「あぁ、お前は
お前は磨けば幾らでも輝くことが出来る
名前…喰らい付いてこい。お前に世界を見せてやる」
絵心は名前の腕を離すと少し歩いて振り返ると名前に手を差し伸べた。名前はその手と絵心を交互に見ると
【パンッ！】
名前「喰らい付いて見せるよ！」
名前はサッカーボールを拾うと絵心の手を取るこれは…
名前にとって“運命の出会い“だった＿
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作者名：眠い羊ちゃん | 作成日時：2023年3月1日 0時
