期待されたいエゴイスト6【ブルーロック】 (ページ7)

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59話　未来へ＿ページ7

選手達がロッカールームに入って行き
名前達もロッカールームに入る

【ウィーン】

アンリ「皆…
本当に…本当におつかれさま…
わ…私は…あなた達を誇りに思います…！！」

五十嵐「FU〜！」

乙夜「泣き虫アンリちゃーん！」

先程まで勝利を喜び騒いでいたのかテンションが高い

絵心「泣くんじゃねーバカ
この結果が“奇跡“みたいに見えるじゃねーか」

アンリ「絵心さん…だってぇ…」

絵心は平然としている
歓喜余って泣いてしまったアンリに言う

絵心「毅然(きぜん)としてろ
望んだ通りの勝利だろ」

アンリ「す…すいません
つい…！」

名前「はい、ハンカチ」

アンリ「ありがとう…！」

涙を溢すアンリにハンカチを渡す

絵心「【Uー20の士道龍聖の交代】…【馬狼照英の投入】からの同点劇…

そこまでは俺の計画(プラン)通りだった
でも、最後の一点は計算外だった。

“糸師凛“
お前の覚醒が全てを飲み込んだ

そしてそれに
唯一呼応した“潔世一“
あのラストプレーは確実に＿」

みんなは静かに絵心の話を心に刻む

絵心「青い監獄(ブルーロック)を世界に知らしめるゴールだった

この勝利はここにいる全員が紡いだ結果(モノ)だ。お前らは今日確実に世界で世界で一番フットボールの熱い場所を創り出し

人生の特異点(ターニングポイント)に勝ったんだ

おめでとう才能の原石共
お前らは凄い成果(コト)を成し遂げた」

五十嵐「しゃあ！！」

雷市「お前出てねぇだろ！
さっきからうるせぇ！」

時光「絵心さんが褒めてくれた…」

イガグリがテンションが上がり叫ぶ中
雷市が頭を掴んで怒鳴っている
時光は初めて絵心が誉めたのを観て感動している

絵心「ただ、これが
お前らのフットボール人生の最高潮(ヒート)であってはならない

この勝利は戦いの終わりではなく
“青い監獄(ブルーロック)“の創世(はじまり)だ

今日は潔世一が主役に躍り出たが
機会(チャンス)はこの先も平等だ
俺はこの中から世界一のストライカーを創り出す。その夢は変わらない

日本をW杯優勝に導く
たったひとりの英雄を生み出すために
それ以外の人間の人生はぐちゃぐちゃになる…

覚悟しとけよ才能の原石ども
青い監獄(おれたち)はもう引き返せない舞台(ステージ)まで来たぞ」