期待されたいエゴイスト6【ブルーロック】 (ページ14)

今日:76 hit、昨日:105 hit、合計:10,797 hit

62話　渋谷へページ14

東京渋谷＿

名前「あ、いた！
おーい！」

駅を出て待ち合わせ場所にいる冴を見つける。それなりに変装はしているが雰囲気でなんとなく分かる

冴「！
おい、名前おっせぇぞ」

冴も名前の声に気づくといじっていたスマホをポケットにしまう

名前「遅いって言っても8分くらいだよ？お父さんからごちゃごちゃ言われて電車乗り遅れたんだよ」

冴「？
何言われたんだよ」

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

数十分前＿

名前「それじゃあ行ってくるね」

アンリ「うん！気をつけ…」

名前「？
アンリちゃんどうしたの？」

アンリの言葉が途中で途切れた
それが気になって聞いてみると

アンリ「名前ちゃんすっごい可愛い！
その服どこの！？」

名前は普段ダボダボのアウターばかりなので私服が珍しいのかアンリが喰いついてきた

名前「え？L◯NVIN ◯◯ bl◯u」

アンリ「こ、高級ブランド…！？」

名前「可愛い？」

アンリ「うん！可愛いよぉ！」

そう2人が話していると…

絵心「うるさいよ
何話してんの？」

絵心がコーヒー片手に近づいてきた

アンリ「あ、絵心さん！
いや、名前ちゃんの私服が可愛くて…！
この服買ってあげたの絵心さんなんですか？」

絵心「いや…金は渡してるけど名前が勝手に買ってる」

名前「あ、じゃあ
僕そろそろ行くね」

アンリ「あ！名前ちゃん行ってらっしゃい！気をつけ(((絵心「待て名前」え？絵心さん？」

アンリの言葉を遮って絵心が名前を止めた

名前「？
なに？お父さん？」

絵心「…」

名前「お父さん？」

絵心は名前の全身をじっくり見た後に＿

絵心「名前…丈短い着替えてこい」

名前「はい？」

アンリ「絵心さん…
スカートなら分かりますけど…ショートパンツですよ？」

アンリの言う通り
名前はかなり短いがショートパンツを履いている下着が見える心配はない。その上にヒートテックのタイツを履いている

名前「お父さん流石に過保護なんじゃない？」

絵心「うるさい
いいから着替えて」

名前「時間ないからヤダ」

着替えて欲しい絵心と時間がないから着替えたくない名前の攻防が始まる。