期待されたいエゴイスト6【ブルーロック】 (ページ12)

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61話　休暇ページ12

名前『はい、もしもし…』

冴『名前か』

名前『冴くん？どうしたの？』

アンリ「え！？」

名前が電話に出ると相手は冴だった
アンリは名前が冴と通話していることに驚き声を出した

冴『いや、俺はしばらく日本にいる
お前も休暇あるんだろ？』

名前『え？なんでそのこと知ってるの？(いや、あるか分からないけど)』

冴『母さんから凛が帰ってくるって連絡が来た。青い監獄(ブルーロック)が再始動するまでは休みらしいからな』

名前『僕はその再始動の為にほぼ缶詰め状態だよ』

冴『1日くらい休みもぎ取って来い』

名前『なんでそんなこと言うの？』

冴『ちょっと付き合え』

名前『はぁ…構わないけど、いつ？』

冴『明日だ』

名前『明日ぁ！？』

絵心・アンリ「「？」」

名前「あ、ごめん…」

冴からの無茶振りに大声を出して驚く
それに作業していた2人が名前の方を見る。名前は一度席を立ち管制室を出る

【ウィーン】

名前『で？
なんでそんなに急な訳？』

冴『明日くらいしかねぇんだよ
明後日からはスポンサーとの色々で忙しくなる。だから、明日の11時に来いよ場所はお前の方で決めて後で送れ』

名前『いや、僕の予定g(((【ブチッ！】
はぁ！？」

名前が言おうとした瞬間
冴から電話を切られてしまった。まるで、拒否権など無いと言うように＿

名前「あんの…！
俺様不器用ブラコンがぁ…！」

名前はそのことにキレるが、正直に言うと休みは欲しい…

【ウィーン】

アンリ「！
おかえり、大丈夫だった？」

名前「うん大丈夫…
ねぇ、“パパ“少しお願いがあるんだけど…」

アンリ「！」

名前は少し悲しそうな表情を作って絵心にお願い事をする。しかも、“パパ“と呼んで。そして、アンリは知っている
絵心は名前の“パパ“呼びに弱いことを…！

絵心「はぁ………で？
内容はなに？」

名前「実はさ
冴くんからね、明日この前の試合のことで話したいことがあるらから来て欲しいって言われて行きたいんだけど…いい？」

名前は自身の演技力を存分に発揮し
可愛らしくそして、さりげない仕草で絵心にお願い事をする

そして…その結果は＿