期待されたいエゴイスト6【ブルーロック】 (ページ2)

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千切の目は髪の毛で隠れていて見ることが出来ないが潤んでいることが分かる悔しくて堪らないのだろう

名前は救急箱を手に取ると千切の前に来てしゃがむ

名前「千切くん右足首診せて貰うよ？」

千切「あぁ…頼む」

名前は千切からの了承を得ると千切の右足首を診て見た。そこまで酷くはない、湿布を貼りテーピングで固定していると＿

千切「…クソッ」(ボソッ)

名前「…！」

千切は周りに聞こえないように呟いたのだろうが、近くにいた名前には聞こえた

名前「千切くん…」

【ギュッ】

千切「！」

名前は立ち上がると頭を抱える千切を抱きしめた

名前「君は十分頑張ったよ
君の速さを世界に知らせることが出来た…
本当に君はすごいよ」

千切「…ハハッ
ありがとな、名前」

名前「今は…ゆっくり休んで」

千切「おう…！」

それだけを伝えると千切を離し
救急箱を持って元の席に戻る

絵心「甘やかし過ぎるな」

名前「アフターケアは必要でしょ」