18話 ページ19
〜部室〜
.
______「(なにっ!?この状況は…っ!?)」
にこは目の前の状況にある意味圧倒される。
何故なら……
「(何でこんなに空気が重いのよ!?)」
そう、空気が果てしなく重いのだ。
それだというのにその原因であろう紫苑はにこにことしている。
そんな紫苑の周りで五人が睨みあっているのだ。
明らかにおかしい。
それに知らない人もいる。
この状況下で混乱せずにいられるだろうか。
答えは否だ。
唯一居るとするなら紫苑ぐらいだ。
この状況を止められる可能性があるのも紫苑ぐらいだろう。
そんな頼み綱である紫苑がこの状況に気づかないどころかにこにことしている。
後ろで海未が頭を抱えているぐらいだ。
いつもの苦労具合が伺える。
思わず心の中で叫ぶ。
「(何で気づかないのよ!!このっ!天然鈍感馬鹿ダンサー!!)」
っと。
目で訴えても"?"を頭に浮かべるだけ。
さらにはこんな爆弾発言をしてきた。
「光がこの部活に入りたいらしいんだ」
その瞬間、穂乃果達四人が一斉に睨んでくる。
にこの背筋が凍った。
恐ろしい形相で絶対にいれるなと訴えてくるのだ。
さらには光とかいう人も同じような形相でいれろと訴えてくる。
あの恐ろしい視線が全て自分に向いたのだ。
にこの顔は青ざめ嫌な汗を流し鳥肌をたて小さく震えだす。
この恐ろしさ以上の恐怖など存在しないだろうと
にこは冗談抜きに思った。
「(______私にどうしろとっ!?)」
周りに助けを求めても皆が皆視線を外す。
ここでにこを思い付く。
この五人のトップに立つ者を頼るしかないと。
唯一あの五人を制御できる人間。
「_____し、紫苑はどう思う?」
「私?」
「そ、そうよ!紫苑は賛成なの反対なの!?」
「私は賛成、、かな?」
「そ、そう!なら入部を許可するわ」
その瞬間あの四人から恐ろしい目で伝えられた。
後で覚えとけ…っと。
そして他のμ′sのメンバーからも目で訴えられる。
面倒事を増やすな…っと。
これ以上私にどうしろと言うの!!?
にこは心の中でそう叫ぶのと同時に、
これから起きることに対して今までにないくらい戦慄した。
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らあ・めん(プロフ) - 出来上がりました！http://uranai.nosv.org/img/user/data/e/c/e/ece02a3ec1e26a25531e21d64a9c3007.jpg でございます！紫苑さんのつもりです。あくまで私が勝手に抱いているイメージですが、暖かい目でご覧下さい！ (2017年3月4日 16時) (
レス) id: bb0d6edb98 (このIDを非表示/違反報告)
☆Rin★(プロフ) - 稀神 翔平さん» 確かに可愛いですよね!私も大好きです!!質問に答えてくださりありがとうございました! (2017年3月3日 23時) (レス) id: 196d8e5a01 (このIDを非表示/違反報告)
稀神 翔平 - 自分はことりと花陽が好きです。おっとりした所がまた可愛い。 (2017年3月3日 21時) (レス) id: fc79b9eda4 (このIDを非表示/違反報告)
☆Rin★(プロフ) - らあ・めんさん» 良いんですか!!?是非、お願いします!!本当にありがとうございます!とても嬉しいです!! (2017年3月3日 16時) (レス) id: 196d8e5a01 (このIDを非表示/違反報告)
らあ・めん(プロフ) - いつも楽しく読ませて頂いております！突然なのですが、イラストを描かせて頂いてもよろしいでしょうか？ (2017年3月3日 15時) (レス) id: 02d57493b2 (このIDを非表示/違反報告)
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