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「A〜、今日の合コン来るよね〜??」
『あ〜、ごめんちょっと今日はパス〜』
毎日のように、合コンに誘ってくれるこの子は、
同じ職場の大の親友、深田さやか。
「ねぇ、もうさ〜、今日は今日は、って毎回絶対来る気ないよね!?!?
今日はほんとに、Aのためだけに本気でメンバー集めたから!!! 来て、お願い!!!」
目をギュッと瞑って、顔の前で手を合わせて、ちゃっかり可愛い感じでお願いしてくるけど、
合コンっていう、もう完璧「出逢い」目的なのが私はどうも乗らない。
もっとこう、「運命の出逢い」みたいなのを、私は求めてるんだよな。
「運命の出逢いとか、そんなのまじないからね??」
『うっ…』
お見通しってことですか??
さやかさん。
…私だって分かってる。
もう、28歳の今、彼氏なんて何年いないか。
そろそろちゃんと考えなきゃいけないなんてこと。
___そう、あの日までは。
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作者名:あ ん こ | 作成日時:2018年12月31日 1時