風柱の姉は無敵である

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''A様、鬼舞辻の元へ向かってください。

隊士達が次々と喰われて行っている！''


輝利哉様。


実弥、玄弥ごめん。先に行くね。





珠代さんに――を吸収させなきゃ。


『鬼舞辻!!!!!!』

ーー嵐の呼吸 伍ノ型 風雨


珠代さんは両足が無かった。

鬼なのなら遅くても回復ができるはず。


鬼舞辻「…。ﾁｯ」

『逃げんな塵!!!!!!』


ーー癒しの呼吸 捌ノ術 檻守 心

『珠代さん。体を再生出来たら、これを飲んでください。』


私が渡したのは人間に戻す薬。

珠代「…。ありがとう…ございます。」

『では行きます。』


ダメだ。柱達が居るところから随分と離れてる。

私が何とか止めないと。


？！

『行くな!!!!!!待機命令!!!!!!』

隊士達「待機などしてられるか！」


ダメだ。こんなにも死なせられない。

ーー癒しの呼吸 捌ノ術 檻守 集心


ﾍﾞﾍﾞﾝ

『鬼舞辻!!!!!!

炭治郎、義勇。』


炭治郎「鬼舞辻…」


鬼舞辻「しつこい」

は？

鬼舞辻「お前たちは本当にしつこい。」

は？

鬼舞辻「口を開けば親の仇、子の仇、兄弟の仇と馬鹿の一つ覚え。」

は？

鬼舞辻「お前たちは生き残ったのだからそれで充分だろう。

私に殺される事は大災に遭ったのと同じだと思え。」


ﾌﾟﾂﾝ
『てめェは話の通じない塵だァ。』


炭治郎「無惨。お前は…存在してはいけない生き物だ。」


ダメだ。冷静にならなくては。

譜面だ。譜面を作らないと。

考えろ考えろ。


鬼舞辻「死.ね」


これだ。これがダメなんだ。

ムチのような攻撃が。

(ここから原作から離れます。By作者)


凪で対抗しても攻撃が出来なくては意味が無い。


『？！炭治郎!!!!!!近づきすぎるな！』


ﾊﾞｯ
『ｸｯ……。』

炭治郎「Aさん！」

『間合いを詰めるなァ。切り刻まなくていい。
鬼舞辻の力は上弦の比じゃねェ。』


ダメだ。近寄れば攻撃されて…。

技もあまり出せない。

鬼舞辻「柱四人でそれは可能なのか？」


『は？』

鬼舞辻「戦える状態じゃない柱が二人、

縞の羽織の柱と女の柱はすでに私の部下が殺したようだぞ？」


は？

ﾁｯ

ーー嵐の呼吸 伍ノ型 風雨

？！

『炭治郎!!!!!!』

ーー恋の呼吸 陸の型 猫足恋風

甘露寺「やめなさいよーーーー！」


鬼舞辻「フッ…。」


やはりダメか。すぐに回復してしまう。


鬼舞辻「何をしている鳴女!!!!!!」

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