風柱の姉は無敵である

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暗い。

私はどこを歩いてるんだ？


あぁ。

勝ったんだ。


あいつに。




あれは…。


『母さん？向こうに行かないの？』


母さん「私は自分の子供を殺めてしまった。
幸せになる権利なんか無いの……。」


『大丈夫だよ。
母さんは天国に行く権利があるよ。

私の家族だもん。許してくれるよ。』


母さん「ありがとう。
まだこっちに来ちゃダメよ。

私の分まで実弥と玄弥をお願いね。」


『分かったよ。』

妹弟「「「姉ちゃん！頑張って!!!!!!」」」

『うん。またね』



幸せになってねみんな。




起きなくちゃ。

？「すまなかった。」

『鬼舞辻……無惨。』

鬼舞辻「許してくれだなんて言わない。
目覚めた時に皆に伝えてくれ。

本当にすまなかった。」


『来世。来世というものに、同じ人間として生まれたのなら、私に謝りに来い。

そうしたら許してやるよ。』


鬼舞辻「ありがとうございます。
不死川Aさん。」


あいつはきっと地獄に行ったのだろう。

来世というもので、記憶があり、

私達を見つけて謝ったのなら許す。






「A。」

『師匠!!!!』

師匠「Aよく頑張ったね。
ここは、生死の境。まだ来てはいけない。

お前はもう五年も目覚めてない。」

『そっか…。五年も。
うん。まだ幸せになってない。
起き方を教えてください！』


師匠「集中だよ。
起きよう、起きようとするんだよ。

呼吸だよ。」


『？！ありがとうございます師匠!!!!
では、また逢う日まで！』





「A!!!!」

「A姉さん」

「Aちゃん!!!!」

「姉ち゛ゃん」




声が聞こえる。

起きれる。

待っててみんな。

今行くよ。

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