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『ほんじゃ、電気消すでー！』
「おん」
「あー、ツム無しの睡眠とか最高やなぁ」
「え、待って、充電す『はい、消しまーす』
ちょっと、聞いてた？！と少し怒る角名を放って電気を消し布団にはいる。
『……てかさ、この寝る配置何なの？』
「仕方無いでしょ、くじで決まったんだから」
そうだけどー、と言って伸びをすると私の腕が当たったのか“痛っ”と小さく声を出す治。
『あ、ごめん治』
「おん」
寝るまでの経緯はこう。
全員風呂に入った後治らがどうしても一緒に寝たい言うから客室に４つ布団をひいて寝ることになった。
ほんで重要なのは寝る順番や。
話し合った結果あみだくじになり、一人ずつ辿っていった。
その結果、私は右側の布団、左に銀。
上に治、斜めに角名という配置になった。
『隣が銀で良かったわ』
「え、もしかしてA銀のこと好きなん？！」
「は？まじ？」
『ちゃうわ！
銀なら安心して寝れるって意味やわ！』
治は合宿のお陰で寝相が悪いのを把握済みやし、
角名には寝顔の写真とられるし、
こんなかでいっちばんまともなんは銀や。
阿呆か！と言うと吃驚したと笑う治ら。
「……Aさ、結局マネ辞めるの？
戻ってきたりとかしないの？」
『…』
「何で黙っとるん？
やっぱり嫌なん？」
『ちゃうよ、本当はやめたくないんよ』
「なら…」
『せやけど、私はあいつが頭下げて謝ってくるまで絶対にマネに戻らん』
あいつにはちっと他人に感謝することを学んでもらいたい。
何でもかんでも侑の思い通りになるなんて大間違いや。
『せやから、謝ってくるまで絶対戻らん』
「ほんまそういうとこ侑に似とるわ」
『はぁ？あのポンコツ野郎と一緒にせんといてや』
「似てるよ、決めたことは絶対に曲げないとこ」
分かりやすく言ったら、めっちゃ頑固ってこと。と笑いながら話す角名。
『あんたら今日のこと絶対に侑に言わんといてな』
「何で？」
『人に言われて謝られるより、自分で気づいて謝られる方が一番ええし侑にとってもええ学習になる』
ほな、寝るなと言って布団にもぐる私。
「おやすみ、A」
『……おん、おやすみ』
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ねむい…(プロフ) - 完結おめでとうございます！楽しく読ませていただきました！とても面白かったです！ (2021年9月20日 3時) (
レス) id: 786a373c50 (このIDを非表示/違反報告)
白雪(プロフ) - WAO (@_@)私、ほんまにこの作品好きやわー。最後まで読ませていただき、有り難うございました！これからも作者さんのペースでおもろい作品書くの楽しみしとりますんで！頑張ってください！ (2021年9月5日 22時) (レス) id: 160a7ef55b (このIDを非表示/違反報告)
小豆(プロフ) - 猫毬かなめさん» 最後まで読んでいただきありがとうございます！！トラブルの際も助けてもらって…！かなめさんにはホントに感謝してます！ありがとうございました！！ (2021年9月5日 21時) (レス) id: 3db6e37161 (このIDを非表示/違反報告)
猫毬かなめ(プロフ) - 凄い楽しく読ませて頂きました！途中トラブルなどありましたが更新続けて完結まで持ってきてくれてありがとうございます、改めて完結おめでとうございます！ (2021年9月5日 17時) (レス) id: 7e8e70364c (このIDを非表示/違反報告)
にゃー - すごくこの小説で楽しませてもらいました！完結おめでとうございます！ (2021年9月5日 11時) (レス) id: d04dfe50cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：小豆 | 作成日時：2021年8月3日 19時
