四十一ノ剣撃-雲の対戦...終戦？2 ページ44
ザン「てめーが9代目を手をかけようとしたんだぞ」
ツナ「オ…オレが…？」
沢田君はこちらの様子を見た
『大丈夫、9代目のキズは応急処置で何とかなります』
ツナ「で、でも…」
沢田君は私を見た
あぁ確かに血が出ているが、そこまでの傷だ
『大丈夫、死なない傷ですので』
ツナ「けど…血がッ！」
ザン「誰だ？じじぃを容赦なくぶん殴ったのは」
ツナ「！」
ザンは沢田君に向かって容赦なく言葉を紡いだ
ザン「誰だぁ？モスカとAごとじじぃを真っ二つに焼き切ろうとしてたのはよぉ」
ツナ「オ、オレが…9代目を…」
「…ちがう…」
すると傍から声が聞こえ、声の元を見ると
そこには9代目が目を開いた状態で沢田君を見ていた
9「悪いのは…私だ」
ツナ「9代目！！」
私は9代目を起き上がらせ、支えた
9「やっと会えたね…綱吉君…」
ツナ「！」
9「すまない…こうなったのは全て私の弱さゆえ…私の弱さが…ザンザスを永い眠りから目覚めさせてしまった…」
どうやらザンはクーデターを起こした後に、何らかの方法で8年間眠り続けていた…怒りと執念を滾らせて…
9「ゴホッ」
9代目は吐血した
多分それは死ぬ気の炎が足りないからだ
9「綱吉君」
ツナ「無茶しないで下さいっ！」
9「いつも君のことは…リボーンから聞いていたよ…好きな女の子のことや…学校のこと…友達のこと…君はマフィアのボスとしては…あまりにも不釣り合いな心を持った子だ…」
9代目は私に目線を向けて、細く微笑んだ後に沢田君を見た
9「君が今まで1度だって喜んで戦っていないことも知っているよ…
いつも眉間にシワを寄せ、祈るように拳をふるう」
9代目はゆっくり沢田君の額へと指を置く
9「だからこそ私は君を…ボンゴレ10代目に選んだ…」
ツナ「！(オレ…この人を知ってる…！！)」
すると、徐々に9代目の死ぬ気の炎が消えていく
9「すまない…だが君で…よかった…」
9代目はゆっくり私の方に目を移し、微笑んだ
9「貴女には守られてばかりだ…」
全-9「！？」
『…』
みんなが驚くのをよそに、私は9代目を見つ続けた
9「貴女は…誰を…お認めに…？」
ツナ「え…？」
ザン「何？」
リ「…どーいうことだ？」
周りが何かしら言っては居るが、答える訳が無い
『…それを決めるのはリングであり、私ではない』
9「！ﾌﾌｯ…そうでした…これからも…ボンゴレを…」
9代目はゆっくりと目を閉じた
ツナ「9代目！！」
『大丈夫、寝ているだけです』
危ない状況には変わりありませんが
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夢純(プロフ) - ルカたん天使さん» ありがとうございます！精一杯頑張らせていただきます！ (2019年9月16日 12時) (
レス) id: c8e75c87a6 (このIDを非表示/違反報告)
ルカたん天使 - 面白いです！頑張れ！応援してます (2019年9月16日 9時) (レス) id: dd53ace290 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夢純 | 作成日時：2019年2月25日 2時
