二十二ノ剣撃-謎多き月2＋ヴァリアーでの月 ページ25
【雨戦の当日-朝の沢田家】ツナside
ツナ「…」
リ「ツナ、まだ起きてたのか？」
ツナ「うん、雷戦の時の10年後ランボが言ってたの…思い出して…」
リ「…そうか」
リボーンは少し考えるような顔をした
確かに、わからないこと言ってたよなぁ大人ランボ…
〜回想〜
雷の対戦の時、ランボは10年バズーカで10年後ランボに変わった時
大人ランボはキョロキョロとツナたちの周りを見渡した
大人ラ「…Aさんは…？」
ツナ「え、Aさんは守護者じゃないけど…」
大人ラ「そう、ですか…」
その時の大人ランボは嬉しいような、でも悲しいような顔をしていた
大人ラ「頼みがあります、若きボンゴレの皆さん…そしてヴァリアー」
全「！？」
スク「ゔおぉい！！なんでオレたちまで聞かなきy 大人ラ「いいから！！」！」
あの弱虫なランボが叫んだことにより、ヴァリアーも真剣になった
大人ラ「どうか、あの人を…Aさんを…ッ！」
ツナ「え…？」
大人ラ「手放さないで…ッ！！！」
〜回想終了〜
あの泣きそうな顔で叫ばれてしまったら、無視できない
ツナ「10年後のAさんって…どうなったんだろう…？」
リ「…だが、今の現時点でAはいる、それでいいだろ」
ツナ「そう…だよね…」
そうだと、いいんだけど…
【ヴァリアー側-ホテル】夢主side
ザン「…」
『…』
かれこれ10分ぐらいこのままです
私は治療を終えてからザンザスさんに呼ばれ、部屋に入ると
用意された椅子に座り、見つめ合っている
ザン「…」
『…』
気まずい…
呼び出されたのもよくわからない…
ザン「…おいカス」
『…何ですか』
ようやく喋ると思ったらカス呼ばわり…
でもその赤い目は、真っ直ぐ私を見た
"彼ら"によく似ている
1人は我が王に、もう1人は…
ザン「俺が勝てば、ヴァリアーに来い」
『…』
貴方が勝てば…か
随分と余裕だな
『勝つ勝算があるんですね』
ザン「…」
ザンザスさんは当たり前であるように目を閉じた
本当にあるようだ
『…(ﾎﾞｿｯ モスカ』
ザン「！」(ﾋﾟｸｯ
反応した、当たりか…
『貴方が何をしようと、運命は変わりませんよ』
ザン「…何？」
『貴方がどれだけ怒りまかせに戦おうと、最後に勝つのは覚悟を持った人間だ』
ザンザスさんの周りに憤怒の炎が集まる
たが、もう決めたんだ…逃げないと
『別に貴方がボスに相応しくないとは言っていない』
ザン「！」
さぁ、ここからが正念場だ
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夢純(プロフ) - ルカたん天使さん» ありがとうございます！精一杯頑張らせていただきます！ (2019年9月16日 12時) (
レス) id: c8e75c87a6 (このIDを非表示/違反報告)
ルカたん天使 - 面白いです！頑張れ！応援してます (2019年9月16日 9時) (レス) id: dd53ace290 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夢純 | 作成日時：2019年2月25日 2時
