十八ノ剣撃-月の対戦5 ページ21
バ「やっぱりぃ、わたしにはぁ勝てないのぉ♡」
『…』
周りは火の海で、逃げ場がないのは彼女は分かっているんだろうか…？
この状況をわかっていない時点で彼女の頭は下だな
バ「じゃぁ！さようならぁ♡」
彼女は二振りの刀を上にあげ、振り下ろそうとした時
《ふははは！Aよ！我のそばにいろ！！》
え？なんでこの状況で彼が…
周りの時間が止まったようにゆっくり動いていた
《どうした？そんなに我が愛おしいか？よい、お前だけが我に対する寵愛を許そう！ふははは！》
…あぁ、あの時の思い出か…
どんなに後悔しても、もういいと思っていた
なのに良いのだろうか？最後にこう思っても…
《どんなに言われようとも、我はお前だけを愛しておるぞA…》(微笑
！！
《我の許可なく死ぬな、これは未来永劫だ！》
私はその命令に逆らってしまった
《貴様は馬鹿だなｯ……大馬鹿者がッ！！》(泣
これは、あの時の瞬間の…
《もうッお前は、命令を破ったのかッ》
…ごめんなさい
《だがッこれでもう死なんだろうッ…？》(泣
…ごめんなさい
《そして、この次もッ我と出会うだろッ？》(泣
…あぁ、貴方は…
《また我と会えるのだ…ッその時までにッ》
まだ貴方は…私を…
《その身に余る程のッ！寵愛と好意を！お前に向けてやるッ！だからッ！！》
まだ愛してくれている
私がその愛を受け取っていなくても…
私のような者を…
《それまでに死ぬなッ！！これは我の命令とッ！約束だッ！！光栄に思えッ！！》(泣笑
そうだ…なら、私のするべきことは…
no-side
バネッサは刀を振り下げた
ツナ〔Aさんッ！！！〕
バ「死んじゃえぇい♡」
〈キンッ！〉
バネッサの刀が喉元に刺さろうとしていた所に、月端は"戻った"短剣でその刀を弾いた
全「！！？」
バ「はぁ！？なんで…！」
バネッサは後ざすり、月端を見た
月端は顔を伏せ、立ち上がった
『…け…ら…ぃ！』
バ「はぁ？なんて言ったのぉ？」
『負けられない！！』
全「！！」
その場のバネッサ、そして観戦席にいた人達は驚いた
ツナ達は商店街や嵐戦の時のみ聴いた声と違い、あんな大声を出すような人物ではなかった
ヴァリアーは一度あっただけであっても、あんなに意志をハッキリと言うような人物ではないと思っていた
バ「ふ、ふざけないで！アンタ何かに負けないんだからぁ！！」
バネッサは月端に突っ込み、刀で刺そうとした
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夢純(プロフ) - ルカたん天使さん» ありがとうございます！精一杯頑張らせていただきます！ (2019年9月16日 12時) (
レス) id: c8e75c87a6 (このIDを非表示/違反報告)
ルカたん天使 - 面白いです！頑張れ！応援してます (2019年9月16日 9時) (レス) id: dd53ace290 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夢純 | 作成日時：2019年2月25日 2時
