二人目の探偵 ページ48
「お、俺の監視?」
「ええ、初音さんに頼まれたんです。
浮気性の貴方に、他に恋人がいないか調べて見張ってくれと。
だから、わざと貴方のズボンにケーキのシミを付けたんです、女性に言い寄られないように。
もっとも、僕が彼女にそう頼まれていたことを証明しようにも、初音さん本人は、この店の駐車場の車の中で焼死してしまったようですが、しかし、僕が彼女に依頼を受けていたことは、そこのサングラスの彼が証明してくれそうですよ?
僕が彼女に、伴場さんの身辺調査の途中経過を報告していた現場に、居合わせたようですし」
「なんなんだね、あんたは!」
警部が今度はサングラスの男に詰め寄った。
「あ、いや…」
「おそらく、彼もまた探偵なんでしょう」
バーボンが言った。
「た、探偵?」
「依頼主は新郎である伴場さん。
彼女が最近誰かと会っているようなので、探って欲しいと依頼され、密会現場を突き止めることは出来たが、相手の男は帽子とフードをかぶっていて顔が解らない。
でも、その時に聞いた男の声が、ウエイターの僕に似ていたので、僕をテーブルに呼んで注文をし、改めて声が同じなのを確認して、同一人物だということを、サインで伴場さんに伝えたというところでしょう。
その直前、伴場さんを携帯でトイレに呼びだしたのは、『店内に例の男がいるかもしれないから、これから確かめる』と伝えるため、ですよね?」
見事ね、ここまで追い詰めるとは。
513人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「名探偵コナン」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
れいら(プロフ) - 英語が面白いですwww 他の方が書かれているようにせめて小説にする前にグーグル先生に聞くのはどうでしょうか?ストーリーは大好きです!! (2016年12月11日 8時) (レス) id: a0e934ff74 (このIDを非表示/違反報告)
零音(プロフ) - 拳銃の射程距離は平均50メートルですよ。最高でも200メートルが限界ですよ。800ヤードなんて言ったらライフルで打たない限り的に当たらないですよ。 (2016年12月4日 1時) (レス) id: 9aa279fa10 (このIDを非表示/違反報告)
aqua - How are you ではなく Who are you ですよ (2016年11月4日 18時) (レス) id: a14026bb54 (このIDを非表示/違反報告)
つあ。 - hud…?haveではなく? (2016年6月17日 18時) (レス) id: 9b271fc2b3 (このIDを非表示/違反報告)
鈴蘭姫(プロフ) - 英語間違いすぎ(笑)Google先生に聞いて書くと良いですよ! (2016年5月4日 21時) (レス) id: 8aa4e4f804 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:月姫 | 作成日時:2013年11月29日 9時