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次の瞬間
ニシンを積んだ船が先端から激しく揺れる
「クジラ！？」
煽られた拍子
「漁師が落ちた！」
他の漁師の声に後ろを向く
「早くつかまれ！」
１人が杉元たちの舟の近くで水しぶきをあげている
「助けよう！！」
叫ぶ杉元
「あっちの船はデカイから岸まで戻るのに時間がかかる！」
急がないとクジラに引っ張られこちらも遠のいてしまう
「早く火に当てて暖めないと低体温症で死ぬぞ！」
「わかった！綱を切る」
叔父は素早く小刀を持って縄に手をかけた
「Aさん！白石！！頼んだぞ！クジラの分け前をしっかりもらって来い！！」
『まかせとけえーい！！』
「えええええ！」
相変わらず楽しそうなAに心底嫌そうな白石
『あれ…！』
「どうしたのAちゃん」
何かに気づいたA
『どうしよう！だって漁場には奴がいるかもしれないんでしょ！？危なくない！？』
それに白石しか顔を確認できる者がいないのだ
「大丈夫でしょ〜漁場は広いし、そんなすぐに会えるような奴じゃないって」
転々と場所を変える人間だ
確率的に低すぎる
『そっかあ！』
えへへと笑い合うAと白石であった
続く (更新停止中)
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顔文字(プロフ) - スナカさん» 返信遅くなりすいません！気づくのがだいぶ遅れてしまいましたがコメントありがとうございます！なかなか手を付けられず申し訳ないです。また再開したらよろしくお願いします*_ _)ﾍﾟｺﾘ (2020年6月4日 14時) (
レス) id: 1db8204846 (このIDを非表示/違反報告)
スナカ - すっごく面白くて一気読みしました！続きたのしみにしてます！頑張って下さい！ (2020年1月24日 22時) (レス) id: cd18a981b6 (このIDを非表示/違反報告)
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