【金カム】超絶社畜がトリップしてイキイキしだす夢小説２

５ー３ ページ5

数日後の朝

『こう？』

「エ(そう)」

老婆に編み物を教えてもらっていると

「……？なんだか外が騒がしいな」

煙管を吹かしていた叔父の手が止まる

「アシ(リ)パたちがヒグマでも狩ったか」

『帰ってきた！？』

ようやく待ち望んだ人物が帰ってきたと
編み物を置いて外へ

「シンナキサ(ラ)！！」

『オソマはやっ！』

早くも洋服にちゃんちゃんこを羽織っている坊主の男を指さしノルマを達成させていた

「なんて？」

困惑する男

「お前の耳が変だとよ」

経験があるようで杉元が横目に流す

『アシ(リ)パ！杉元ニ(シ)パ〜！！』

「Aか？」

「え？Aさん」

手を振って歩いてくる人物まさしく数日前に出会った女性

『あのね！』

「Aあとにしろ。怪我人がいる」

『えっ！？』

足元を見ると

『うわ！本当だ！！』

お手製の担架に横たわる男は顔色が悪い

「アチャポ！(叔父さん！)」

アシ(リ)パは叔父の元へ

「Aさんどうしてここに？」

『杉元ニ(シ)パあのね！』

突然目の前に影

『！？』

「僕、シライシヨシタケって言います。独身で彼女はいません！」

『え？え、あ…はい。AAです…彼氏はいません…』

「！！！」

いっそう瞳をきらめかせる白石

「Aさん。コイツに合わせなくていいよ別に」

ジトリと白石を睨む杉元

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