【金カム】超絶社畜がトリップしてイキイキしだす夢小説２

７ー６ ページ29

「ギャアギャア！！」

暴れ回るオオワシ

「アシ(リ)パさん起きろ！どうすりゃいいんだこれ！」

「あ？」

「「あ？」じゃ、ねえッ！！」

完全に忘れて呑気な声を上げていた

『押さえ…押さえる！』

呂律が回っていないA

「白石！！出て来いッ！」

眠そうにボーッとする白石

「早く押さえ込め！！」

「おお」

目を覚ましアンから外へ

しかし白石の頭にオオワシのクチバシが

「いででッ！！」

噛みつかれていた

「……痛ってえ」

頭をさすりオオワシを横目に離れる白石

「寝てろ！！」

役立たずにイラつく杉元

「おらあーーっ！」

「アシ(リ)パさん！」

叫ぶオオワシの首を持ち体を足で押さえ込み

へし折った

『あざやか！』

鳥の骨は最大限に軽量化された構造なので非常にもろい

ひと仕事終え額の汗を拭うアシ(リ)パ

「よかったネ」

優しく笑う白石

安堵の表情の杉元

ぱちぱちと手を叩くA

次の瞬間ーー

巨大なかぎ爪がアシ(リ)パの両肩に

「うおおお！！」

『アシ(リ)パあ？！！』

「なんだこのデカい鳥は！！」

驚く白石とAと杉元

「アシ(リ)パさんが…！！」

羽ばたきの音がオオワシの比ではない

「ちょっと浮いてるう！！」

真顔のアシ(リ)パは軽く上下に揺れている

吹き出す白石

『笑ってる場合かッ！』

「さらわれるぞッ！！」

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