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「フチ(祖母)が言ってたけど昔はこの鷲鉤猟でひと冬に100羽も獲れた」
視線をアシ(リ)パに
「でも銃を使うようになってワシがいなくなったって」
発展してもいいことばかりでないことを知る
「鉄砲の大きな音で狩場からワシが逃げてしまうのかもしれない。目先の利益を焦った結果大きな利益を台無しにしてしまった」
時代の流れとは恐ろしい
「結局昔からこの静かな方法が正しかったんだ」
「いつも解決を急ぐから失敗するんだオマエは」
プンッと怒る白石
眉を下げ悲しそうな表情の杉元
「鷲鉤で足を引っ張る狩猟はツルやタカなどにも使える」
外はすっかり日も落ちアンの中で夜明けを待つ
「狙う獲物によって鉤の大きさを変えるんだ」
すると突然アシ(リ)パの顔が険しくなった
「しかし……一番大きな鉤でも「フリ」は捕まえにられっこないんだろうなぁ、おそろしい…」
「フリ?なんだいそりゃあ…」
杉元の顔も濃さを増す
「伝説の巨鳥だ。片方の翼が七里もある巨大な鳥の伝説が北海道の全土に存在する。この鳥が現れると太陽の光がさえぎられ、あたりが暗くなって女や子供がさらわれるという」
七里は約30kmである
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顔文字(プロフ) - のんさん» はじめまして!コメントありがとうございます!原作に絡めても大丈夫なように気をつけていたので気づいていただけで嬉しいです!わかりました…!貴重なお時間割いてご意見くださりありがとうございます!のんびり誤字脱字修正していこうと思います〜! (2019年7月10日 19時) (レス) id: 1db8204846 (このIDを非表示/違反報告)
のん - 面白くて一気に読んでしまいました!原作に忠実ながらも、違和感なくストーリーが織り込まれていて、楽しんで読ませて頂きました。更新についてですが、作者様のペースで、無理なくゆっくり更新して頂ければと思います。これからも楽しみにしております。 (2019年7月10日 19時) (レス) id: bcb5888a80 (このIDを非表示/違反報告)
顔文字(プロフ) - Riranさん» まじっすか!ぜひ!ありがとうございます!ぜひ、よろしくお願いします! (2019年7月9日 0時) (レス) id: 1db8204846 (このIDを非表示/違反報告)
Riran(プロフ) - 顔文字さん» 私でよければたくさんお話ししましょ?私もあまり周りにいなくて寂しいです (2019年7月8日 23時) (レス) id: 335e466572 (このIDを非表示/違反報告)
顔文字(プロフ) - Riranさん» こんばんは!ご意見ありがとうございます!金カ夢読んでくれる友達がいないもので夜分にご相談してしまってすいません!参考にします! (2019年7月8日 23時) (レス) id: 1db8204846 (このIDを非表示/違反報告)
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