【金カム】超絶社畜がトリップしてイキイキしだす夢小説 (ページ42)

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４ー１３ページ42

『………』

それをジッと見つめた

「え。なに…？顔に何かついてる？」

視線に気づいた杉元は焦る

『んー。いやね…杉元ニ(シ)パはアシ(リ)パの事が大好きなんだなって』

「え～～～っ！」

『深い意味はないよ！お互いが頼りにしてるんだなって分かる』

「ちょ…ちょっとお！」

頬に両手を当て胸を高鳴らせる男

『……』

女子トークしてるみたいだなあ

と思いながら言葉で表し難い表情で笑うA

『私よりもずっと…』

「………」

悲しそうに笑う彼女に黙り込む杉元

『この毛皮ね』

おもむろに女は羽織る毛皮に触れた

『エゾオオカミのものなんだ』

「……レタ(ラ)の他にもいたのか？」

『あぁ！知ってたんだ』

「アシ(リ)パさんを助けるところに何度も遭遇したよ」

『なら話やすいや。これねレタ(ラ)の親の物なのちなみにアシ(リ)パの毛皮もレタ(ラ)の親のものだよ』

「へぇ」

『レタ(ラ)大きかったでしょ、親が大きいから！本当はエゾオオカミってそんな大きくないんだよー。アシ(リ)パの毛皮くらい！』

「そうなんだ」

彼女がそんな話をしたいわけではないことはわかっていた

「Aさんはどうしてそんな話を俺に？」

杉元は切り出しにくいだろう彼女を誘導