【金カム】超絶社畜がトリップしてイキイキしだす夢小説 (ページ28)

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２人が見えなくなったのを確認しため息

何だか緊張で疲れた

今からアシ(リ)パの家に行っても迷惑だろう。今日はここで野宿だ

土産に買った肉を夜ご飯にしてしまおう

☆

川岸をあとにした男
怪我人を連れ先に山を下っていた者たちと合流

「あの女が第一発見者で間違いないな」

「はい。夕方に川岸で見つけました」

鶴見は隣を歩いていた男に視線を合わせず声をかける

「発見がもう少し遅ければ低体温症で死んでいたでしょう。女が川から引き上げた様子は無く多分ですが自力で。この怪我でよく岸まで這い上がったものです」

「何者かに襲われたのか？どうして尾形上等兵は単独行動していたのだ？」

「わかりません。意識の回復を待つしか…」

しばらく一点を見つめていた鶴見

「三島。女の後をつけて住む村や川のそばにある村を把握次第報告に戻れ」

「はっ。見つけるだけでよいのですか？」

「尾形上等兵が目覚めれば全てわかることだ。それにああいう女には近づかん方がいい。あれからは叩いても何も出てこないばかりか下手に接触、もしくは見つかれば興味を持たれるやも知れん」

警戒とは違うような表情

「あの娘の顔を見たか？あれは戦争を知らん顔だ。まるで自分には無関係だと言わんばかりだ面白いものを見たぞ」

「……」
「……」

不敵に笑う有能上司を見て月島と三島は理解が追いつかない表情を浮かべたのだった