ごじゅーご ページ23
『･･･ごめん。ありがと』
小「大丈夫。」
梶「ねぇA、その話って続きってある？」
『気づいてた？あるよ。落ち着いたから、続き話すね。』
その時は意識していなかった言葉。だけど小6の3月10日。卒業式の前日に気づいたの。皆からしたら『遅い』って思うかもしれないけど、家族が死んでいこうの私は『考える』ことが出来なくなっていた。だから成績もガクンと落ちたし、自分がいじめられている事実にも気づかなかった。
そして私は学校からの帰りに病院に行って問い詰めた。『私の家族は貴方達が殺したんだよね』って。そいつらはすぐに認めた。そして真実を話し始めたんだ。
医『家族には救急車の中で毒を打って死んでもらった。その後に臓器を取り出して売った。だがもう昔の話だ。そんなに気にする事ではない。お前は俺達"お医者様のご好意"で生きてるんだ。ほんとならお前だって死んでるだから、むしろ感謝してほしいなw』
ﾌﾟﾂﾝ
私の中の何かが切れた音がした。
それからは覚えていない。
私が目覚めたのは、知らない家のベットの上だった。
最初はパニックを起こした。だけど知っている人の顔、声が見えた。聞こえた。
籠『よかった！目覚めた！』
その人は
私の兄の元担任だった。
今でも、私の味方をしてくれている先生。
籠『A･･･病院でのこと･･･覚えてる？』
『･･･覚えていない。』
そう言うと、ここまでの経緯を話してくれた。
私はキレて、医者の胸ぐらを掴んだ。そこで周りの看護師や医者が止めた。そして1人の看護師が、"仮の保護者"になっている籠原先生に連絡をして、ここは籠原先生の家だと。
そして私は、何故私がああなったのかを話した。すると
ｷﾞｭｯ
籠『無理しないで泣いていいの。･･･我慢なんて･･･しなくていい。思いっきり、泣いていいの。』
ずっと泣いた。ずっと。ずっと。
だけど先生は、何も言わずに受け止めてくれた。
そしてそのまま籠原先生の家で1日過ごした。
次の日は、浮かない気分で卒業式を終えた。
そしてその後、籠原先生と一緒に病院に行った。
勿論。訴えた。
そしてその病院は潰れて、医者達は捕まった。
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月唄心優@サブ垢(プロフ) - えるにゃさん» ありがとうございます！同じ経験をされた方が他にもいらっしゃるなんて･･･。励まし等ありがとうございます。心の支えになります！ (2018年8月18日 11時) (
レス) id: 6f2d08f6d2 (このIDを非表示/違反報告)
えるにゃ(プロフ) - これからも嫌なことに負けず頑張ってください！私も生きることを頑張ります！ (2018年8月14日 0時) (レス) id: 02916470c2 (このIDを非表示/違反報告)
えるにゃ(プロフ) - コメ失礼します。ページ38にあった1人ずつ謝りに来たというものなのですが、私も同じことがありました。私は小1で出会って4日目でいじめの的になりました。なので、心優さんの気持ちがよくわかって、共感しました。 (2018年8月14日 0時) (レス) id: 02916470c2 (このIDを非表示/違反報告)
月影(プロフ) - 月唄心優@サブ垢さん» やったァァァァァァ!!!!ありがとございますヾ(●´∇｀●)ﾉめっちゃ嬉しいです！！ (2018年1月4日 15時) (レス) id: 37f0bdcdb8 (このIDを非表示/違反報告)
月唄心優@サブ垢(プロフ) - 月影さん» ありがとうございます！続編では月影さんのリク回ありますよ！遅れましたが、これからもよろしくお願いします！ (2018年1月4日 13時) (レス) id: 6f2d08f6d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月唄心優 x他1人 | 作成日時：2017年12月10日 16時
