19.知人 ページ19
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久しぶりの我が家に少しほっとする。
外も寒いけど、家の中も僅差もないくらい寒い
暖房を付けてテレビもつけた。
『…え゛』
この超人社会、ｳﾞｨﾗﾝが出るのなんて日常茶飯事．
余程大きな事件じゃない限りニュースにならないケド
1週間経ったのにも関わらず報道されていた
((…あの忌まわしき事件から1週間経ちましたが、未だ意識不明者が22名、死者30名、重症者が11名と…))
『なるほどね…』
どうやら私の一週間はｳﾞｨﾗﾝ個性によって起こされたものらしい。個性のおかげでここまでニュースが引き伸ばされてるのか。
おっかない個性、お外怖いッ
とか可愛らしく思うけどグズグズしてられないから
携帯ショップに向かった。
．
『…あれ!?ホークスさん!!!!!』
空を飛ぶ赤い羽根の見覚えのある人
思わず声を掛けた
「Aサン、体調はもう大丈夫なんですか??｣
『え、なんで知って…』
私がまだ福岡に住んでた頃、
お父さんが経営してたWing専門の会社の常連さんで
良くお世話になっていた。
会社が潰れたあともお父さん個人の能力を買って
良く家に来ていた。
『もしかして、入院中来てくれたり
色々手配してくれたのって…!?』
「あぁ…色々手配したのは、ね。｣
『そうだったんだ…ありがとうございます！』
何から何までして頂いたらしくて
ホークスさんには本当に頭が上がらない…。
携帯ショップにも着いてきてもらって
至れり尽くせりしてもらった。
『ほんっとうにありがとうございました！』
「いえいえ｣
『あの、ヒーロー繋がりで爆心地かデクの連絡先とかって分からないですか!?』
ここまでしてもらって図々しいとは思うのだけれど
データが破損していて誰の連絡先もない
せめて、あの2人のだけは知りたかった。
「ん〜会いたいですか？｣
顔を見透かした様に覗き込まれドキッとする。
「名前の順番からして爆心地ですか、ねぇ…｣
『あ、会いたいってわけじゃ…わっ！！？』
気付いたら私は悲鳴も出る間も無く空を飛んでいて
ホークスさんに抱き抱えられながら
薄暗い街上を飛び回った。
「そんなに気になるなら会いに行きましょう｣
「Aサン病み上がりなので
これでもゆっくりなんですよ｣
飛びっきりの笑顔で言われるが
それが逆に怖かったりする…
．
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ゆめ(プロフ) - かっちゃんらぶさん» コメントありがとうございます!!!私の作る勝手な想像かっちゃんではありますが、格好良いと思って下さって何よりですヽ(*´∀｀)ノデクとの過去はチラホラお話中に出て来ますので楽しみにしておいて下さい(o´艸`) (2020年4月11日 5時) (
レス) id: a12861e48e (このIDを非表示/違反報告)
かっちゃんらぶ - デクとの過去が気になる！かっちゃん最高にイケメンだわ笑 (2020年4月11日 2時) (レス) id: df42b2b789 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆめ2号 | 作成日時：2020年4月10日 18時
