衣更先輩に〇〇したい！【衣更真緒】 (ページ8)

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衣更先輩に名前で呼ばれたい！ページ8

『突然ですみませんが、真緒先輩は私の名前知ってますか？』

衣｢え、なんでそんなこと聞くんだ？｣

『今まで｢お前｣としか呼ばれたことがない気がして。』

衣｢･･･確かに。｣

『なので、確認のため。』

衣｢もちろん知ってるぞ。1ーB 佐々木Aだろ？｣

『おぉ、正解です。』

衣｢女子が転校してきたって騒ぎになった時、お前の名前が出てきてたから知ってるし、覚えてる。｣

『そうなんですね。』

まさか、色々なユニットに挨拶をする前から知られていたとは。

『それで1つ提案があります。』

衣｢？｣

『私と2人きりの時は、真緒先輩も私のことを名前呼びにしませんか？』

衣｢え？｣

『私だけ名前呼びをするなんて不公平ですし、何より｢お前｣とか言われるの悲しいので。』

衣｢なら、普段から名前で呼ぼうか？｣

『それは他の人に勘違いされるのでOUTです！』

衣｢分かったよ、''A''。｣

(うわぁぁぁぁ！名前呼びされちゃった。)

『あ、ありがとうございます。』

衣｢あ、そろそろ昼休み終わる。早く食べちゃうぞ。｣

『え、本当だ。急ぎますよ、真緒先輩！』

衣｢なんでAが命令してるんだよ！｣

私たちは急いでナポリタンを食べた。