衣更先輩に〇〇したい！【衣更真緒】 (ページ9)

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衣更先輩と約束したい！ページ9

｢『ごちそうさまでした。』｣

食器を片付け、教室に向かった。

IN 廊下

衣｢ご飯美味しかったな。｣

『はい。また一緒に食べましょうね！』

衣｢おう！｣

『約束ですよ！忘れないでくださいね？』

衣｢忘れないように努力します。｣

『とか言いながらも、絶対に覚えててくれる優しい優しい真緒先輩が好きですよ。』

衣｢なんだそれ。告白か〜？｣

『違います！全然違います！！』

『好きだ』と伝えるのにはきっとまだ早いだろうから、本当の気持ちはまだ胸にしまっておく。

衣｢そんな全力で否定しなくでいいだろ！ちょっと傷つくわ！｣

私だから傷つくんだったらいいのに。

『へへっ、ごめんなさーい。』

衣｢絶対反省してないだろ！｣

『さぁ、どうでしょう？･･･あ、』

別れはあっという間にやってくるもので、それぞれの教室に行くため、ここからは別々に行動するしかない。

衣｢それじゃあ、また機会があれば昼ご飯食べような。｣

『はい！真緒先輩から誘ってくるの待ってるので。』

衣｢はいはい。｣

真緒先輩が手を振ってきたので、私も振り返した。

こうして私たちは別れた。

(今日はかなり仲良くなれたのでは！？)

ニヤニヤしながら、1ーBの教室に向かった。