衣更先輩に〇〇したい！【衣更真緒】 (ページ13)

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衣更先輩と連絡先を交換したい！ページ13

『あの、問題解き終わりました。』

衣｢どれどれ、見せてみろ。｣

しりとりを中断し、ノートを差し出す。すると衣更先輩は赤ペンを取り出し、問題をひとつひとつ確認しっていった。

『どうですか･･･？』

衣｢全問正解！できないって言ってた割にはちゃんとできてるじゃん。｣

丸つけされたノートを受け取ると、わしゃわしゃと頭を撫でられた。

『えへへ、教え方の上手な真緒先輩のおかげです。』

衣｢ていうか、何で俺に頼んだんだ？クラスのやつとかに頼めばよかったんじゃないか？｣

『真緒先輩と友達になれたので、さらに仲を深めようと思いまして。』

衣｢なるほど。｣

『それで、あの、』

衣｢どうした？｣

『連絡先交換しませんか？』

衣｢いいぞ！俺もしたかったしな。｣

そうして衣更先輩と電話番号とL○NEを交換した。

『ありがとうございます！毎日連絡してもいいですか？』

衣｢おう。暇だったら返してやるよ。｣

『そう言いながらも、ちゃんと返してくれるのが真緒先輩ですから。』

衣｢ははっ、バレてたか。｣

『迷惑にならないくらいの時間帯の朝起きた時の挨拶と、夜寝る時の挨拶を習慣化しようと思います！』

衣｢お、おう。頑張れ！てか、迷惑にならないくらいの時間帯って何だよ。｣

『遅すぎず、早すぎずって感じです！』

衣｢うーん、忙しかったら既読すらつけれないかも。｣

『全然大丈夫です。既読つけるのも、返信するのも、真緒先輩のペースでいいですよ。』

衣｢分かった。｣

今日1日で、連絡先まで交換できるなんて思ってもいなかった。