衣更先輩とクレープを食べたい! ページ19
店「お待たせしましたー!チョコバナナと、イチゴです。」
「『ありがとうございます。』」
店員さんからクレープを受け取る。
生地はまだほんのり温かく、できたてだと実感する。
辺りを見回すと、近くに公園があった。
『真緒先輩、あそこの公園のベンチで食べませんか?』
衣「お、丁度いいな。そうするか。」
IN 近くの公園
公園に着き、ベンチに座る。
衣更先輩と私の肩が触れてしまう距離なので、緊張する。
衣「早く食べようぜ。いただきます!」
そう言って衣更先輩はクレープに齧りついた。
私も『いただきます』と言って、クレープを口に入れた。
衣「うまっ!」
『美味しい・・・!』
生地の温かさのせいで少し溶けたバニラアイスにホイップクリーム、甘酸っぱいイチゴ、これらの上にかけられたチョコソース。
全てが上手く口の中で混ざり合い、絶妙なハーモニーを生み出しいている。
『チョコバナナはどんな感じですか?』
衣「めっちゃ美味しい。生チョコ乗ってるのが最高。」
目をキラキラさせながら食べている。
可愛い。
衣「・・・食べる?」
『え?』
衣「いや、見つめてくるから食べたいのかなって。」
『え、あの、違います!見てたのは真緒先輩で、美味しそうに食べてるなと思っただけです!!』
衣「え、あ、そう。でもまぁ食べてみろよ、美味いから。」
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作者名:するめ | 作成日時:2022年2月21日 20時