検索窓
今日:1 hit、昨日:4 hit、合計:44,935 hit

30 ページ32

『来て、くれたの?』

零「当たり前じゃ。約束はしっかり守るからのう。」

『そっか。私ね、謝りたいことがあるの。昨日の放課後、私の気持ちを押し付けて、零が悪いみたいにして、零の話を聞かずに帰ってごめ________』


「ごめんなさい」と言いかけた途端、手を引っぱられ、椅子から立ち上がらされた。

そして、零に抱きしめられた。

けど、昨日とは何か違う。


『零?なにしてる「好きじゃ。」

零「Aが好きじゃ。」

『・・・今のなんだろう?空耳かな?』

信じられない。零が私のことを好き?
そんなわけ、

零「空耳でも、嘘でもなんでもない。我輩の本当の気持ちじゃよ。」

『うん、うん。そうなんだね。』
ダメだ、零に抱きしめられた時からずっと泣きっぱなしだ。

零「Aにイタズラするのも、UNDEADの専属プロデューサーを依頼するのも、湯たんぽみたいって言って抱きしめるのも、全部」




零「全部、Aが大好きで、Aともっと一緒にいたくて、話したくてしてきた行動じゃ。」


あぁ、そうか。沢山傷ついた零の行動は、私のことが好きが故のものだったのか。

零「昨日は凛月、今日は薫くんから怒られてしまってのう。」

『え?』

零「Aを泣かせるな、と言われてしまってのう。」

零「だから、今まで傷つけてきたなら悪かった。ごめんのう。」

『ううん。全然気にしてない!零の気持ちが分かったからね。私の方こそ、自分勝手な行動してごめんね。そういえば、告白の返事まだしてないや、』

零「どんな返事でも受け入れるぞい。」

私たちは向き合った。
お互いの目と目を合わせて。

あぁ、私、こんなに幸せでいいのだろうか。

『今日ここに呼んだのはね、昨日のことを謝るためと、告白するために呼んだの。』

零「!」

『零、あなたのことが好きです。』












『私をあなたの彼女にしてくれませんか?』

31→←29



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (70 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
127人がお気に入り
設定タグ:あんスタ , 朔間零 , UNDEAD
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

するめ(プロフ) - 紅狼鬼さん» 嬉しいお言葉ありがとうございます🥰喜んでもらえてよかったです! (6月15日 23時) (レス) id: c4bd871d74 (このIDを非表示/違反報告)
紅狼鬼(プロフ) - 凄くキュンキュンしました♡で、笑っちゃいました🤣凛月含めみんな可愛かったです♡ (6月11日 16時) (レス) @page38 id: a604fe2f52 (このIDを非表示/違反報告)
するめ(プロフ) - チョコさん» 何もかも初めてだったので、そう言ってもらえてとても嬉しいです!楽しんでもらえて良かったです。最後まで読んでいただき、ありがとうございました🙇‍♀️ (2022年1月8日 8時) (レス) id: c4bd871d74 (このIDを非表示/違反報告)
チョコ - 初めまして、零さん推しなので、読んでいてとっても楽しかったです。初めての作品とは思えないくらいお上手で、びっくりしました。書いてくださり、お疲れ様でした。ありがとうございました(*^^*) (2022年1月7日 22時) (レス) id: 850e597fd0 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:するめ | 作成日時:2021年12月31日 13時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。