『刀剣乱舞』主はのんびり主義『第二期』 (ページ8)

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「主見てみてー！俺の名前書いてる毛布貰ったの！」

『誰から貰ったの？』

「サンタさんから貰った！」

主に俺が貰ったプレゼント見せたらさ

よかったね－って言ってくれるんだ

十二月のこの日だけ来てくれるんだけど、サンタの正体が毎年わからないんだ

俺が沖田君と一緒にいた時はいなかったんだけどなぁ

……クリスチャンは処刑した覚えもないし

「しかも俺の刀紋まであるんだよ！凄いでしょ！」

『えらく手の凝ったプレゼントだね
　よかったね、清光』

「うん！」

「僕のも見て、主！」

『名前と刀紋だね、これもしかして皆こんな感じ？』

「みたいだぜ、主さん」

『国行って呼んでくれてもええんやで』

「駄目、主さんは主さんだから」

愛染が朝から主にずっと抱きついてて羨ましいとか思ってないから

相当嬉しかったんだなって

俺たちと同じような毛布と主がそりゃ一緒に来たら喜ぶよね

しかも珍しく眼鏡かけてるんだ

伊達眼鏡って言うんだって、伊達の誰かが作ったのかな

「朝ごはん食べに行こうぜ！主さん！」

『今日の朝ごはんは何かな、愛染君』

「多分卵焼きがあると思う！」

平和的な話してる

俺もお腹すいたし安定も着替え終わったし

食べに行こうっと

「もういい？」

「いいよ」

『あ、そうだ今日はお客さんが来るんだった
　ちょっと先に行っといてくれる？愛染君』

「おう！」

お客さん？

誰のことだろう、気になるけど先に行っといてって言われたし

主の席でも温めておこうかな

寒いし風邪引いちゃ困るし

「アンタが審神者か？」

『声大きいよ、見習い君』

そんな声が聞こえてから心配しか出来なくなった

見習い？またくるの？

政府からの監視とかじゃなくて本物かな

前はこんのすけの方の見習いが来たから

疑っちゃうよね