『刀剣乱舞』主はのんびり主義『第二期』 (ページ25)

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大阪城は二週間

これほどの間に弟たちがどれほど強くなるのか

楽しみですな

「一期一振、どうやら今剣がお前の弟たちと一緒に大阪城へ行くらしい
　そして俺もお前と同じく遠征部隊だ
　どうかよろしく頼むぞ」

「三日月殿、こちらこそよろしくお願い申し上げます」

三条、三日月宗近

幻の六時間と呼ばれた粟田口の剣、白山吉光の特殊任務の時に

二振りほど来られたとか

かく言う私も何振りか来たようで

力が溢れておりますが

「一期さん、三条共々よろしくお願いするよ」

「石切丸殿」

「修行に行けるほどのれべる……練度ではないと主に言われてね
　遠征部隊の隊長に任命されたんだ
　それも兼ねて、お願いします」

「こちらこそお願いします、心強いですな」

石切丸殿はこの本丸には遅めに来た大太刀

それでも私より強くて、支えてくださって

主殿の言う通り、父上のようですな

石切ぱっぱと呼ばれています

「三条はみんなぶたいはいぞくですか、僕もつよくなってかえりますからね！」

「ガハハ！今剣よ、楽しみにしておるぞ！」

「なんていったって、ぼくはまもりがたなですからね！」

三条の皆様は元気ですな

弟たちにも見習ってほしいくらいです

粟田口の中でも年上のはずの数名が戦場に行くのがうらやましいのか

よく駄々をこねるようになりまして

もう少し利口になってほしいものだ

『くしゅん』

「主様、大丈夫ですか？」

『大丈夫、花粉症だし
　ちょっと箱ティッシュ取ってきて、ばみちゃん』

「わかった」

「何故この小狐を頼ってくれませぬか！」

『いやアンタ遠征でしょ、準備してよ』

主殿も苦労をしているらしい

小狐丸殿にえらく気に入られて

最初の時は湯あみまで一緒にいようとされたとか

……なかなかの強者ですな