第四話 ページ6
『ねぇ……ここどこ？』
そうつぶやくAに冷や汗を流す南雲。
「えっ…と…たったぶん、この近くだと思うんだけ
ど……」
『はぁ…君が方向音痴なの忘れてたよ…』
戸惑いながらスマホを見つめる南雲にため息を着きそうつぶやくA。
そう南雲は極度の方向音痴なのである。
前にもAを連れ出したにも関わらず道に迷ったことがあった。
「ごっ……ごめんなさい…」
『別にいいよ……もう慣れたから』
その為Aはこの状況に慣れていた。
『僕の記憶が正しければ、こっちの道をまっすぐ行っ
たら大通に出ると思うよ』
「わかったわ！なら早く行きましょ！」
そういい手を繋ぎ歩き始める南雲
『………ちょっと……道こっちだけど…』
「へ？…あ！…そうだったわね！」
またもや道を間違える南雲に思わずため息を着くA。今日でもう何回ため息をついたのだろうか…
そんな事を考えていると大通が見えた。
「まぁ！Aの言った通りね！」
南雲はキラキラ目を輝かせながらAに近寄る。
その輝きに思わず後ずさるA。
「早くここを出ましょ！」
そういい南雲は出口に向かって走る。
『…走ると危ない…よっ…！！』
次の瞬間南雲が走っていった真横から猛スピードで走る車が見えた。
(危機)
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 46人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「忍たま」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
零(プロフ) - 続きが速く見たいです (2022年11月3日 10時) (
レス) id: 730adcd2c0 (このIDを非表示/違反報告)
ねこさん - この後どうなるのでしょう。続きが読みたいです！！ゆっくりでいいので頑張ってください！！ (2021年7月23日 12時) (レス) id: ab4164b541 (このIDを非表示/違反報告)
みこち(プロフ) - 初めまして、みこちと申します。天女もの大好きです！私も兵庫水軍や犬夜叉と忍たまのクロスオーバー書いてます。空挺ドラゴンズと兵庫水軍のクロスオーバーも有ります。よろしければお越し下さい。 (2021年7月3日 11時) (レス) id: e0b3c2b120 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：無気力ちゃん | 作者ホームページ：http://b985804a5d5
作成日時：2021年6月19日 15時
