絶 賛 ど ろ ぬ ま 関 係

嫉妬 ページ4

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「 あ、山崎さん 」





門の近くで相変わらずミントンをしている山崎さん

また土方さんに怒られますよ





「 おい山崎 」





なんて思ってる側から、ほら来た鬼の副長。怖い怖い





「 土方さん、総悟いますか？ 」




「 あァ総悟なら食堂で寝てたぞ 」






会いに来るといつも寝てる

サボって食べて寝て…… 。なんで太らないのか不思議に思うけど一応江戸の治安を守ってるんだしね



やるときはやるってやつだ____






「 ヘェ…… んじゃ今日はオムライスで 」





食堂を覗けばいつものポーカーフェイスは無くって、無邪気に笑う総悟

私に向けてではなく






「 ふふ 、わかりましたっ！総悟の為に頑張るね！ 」






小春に向けて。

なんで、なんて定番な嫉妬しちゃう






「 小春の飯にタバスコ混ぜるのァちっとアレだな 」





いつから呼び捨てで呼び合うようになったのか

彼女である私がどうして隠れているのか






「 あれ？(人1)ちゃん来てたの？入ったら？ 」




「 あ、はい…… 」





近藤さんに心の中で感謝して中に入れば





「 来てたのかィ 」



「 別にちょっと寄っただけだしもう帰るよ 」



「 (人1)！このあと暇？一緒にカフェ行こうよ！ 」





仕事上がりなのか腕を捲った小春が私の腕に絡み付き笑顔で誘ってくる





「 いいよ 」





断れない自分の性格がほんと嫌になる

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