僕/俺を暗闇から救い出して５ (ページ10)

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そして私たちはルーク先輩に最初に起きたことから覚えているところまでの話を聞く事にした

ルーク
｢一番最初に異変を感じたのは彼と同じ部屋の寮生たちが彼を巡っく抗争を始めた時だった｡最初は彼のグッズの見せ合いをしていて仲が良くなっている所を何回か見たんだが、それから一週間も経たずに抗争を始めてしまってこれはおかしいと思い、ヴィルに相談として話したんだ｡そしてヴィルに抗争を起こしたものたちの監視をしながら調べていたんだが、｣

オルト
｢あっという間に同じような人達が増えてしまい、最終的に折原さんが止めたんだけどそれが今回の反乱の始まりだったってこと？｣

オルトくんがそう聞くと正解と言うようにウィと答えた

ルーク
｢気づいた時にはもう遅かった｡数的にも私たちは不利だった｡だから攻めてもの抵抗で姫林檎にイグニハイドへ行くよう私が言ったんだ｣

イデア
｢え、何故ウチに？意味不明なのですが？？？？？｣

ルーク
｢ああ、理由かい？理由は、

今日と明日でトリックスターがいると知っているからね！それに、イグニハイドには魔法を浄化することの出来る一ノ瀬くんが所属しているから安全かと思ってね｣

『ちょとまてなんで私がイグニハイドにお邪魔しているって知ってるんですか!?』

そしたらなんて言ったと思う？
＂私の生活は全て把握済みだ＂って帰ってきたの

怖すぎないこの先輩

そんな私に同情しているのかそらる先輩とイデア先輩はお疲れ様と声を掛けてきた
正直に言おう

やかましいわ

イデア
｢でもあんたら三年生の中でもかなりの実力者なのになんでそんなあっけなく負けちゃったわけ？｣

イデア先輩がそう尋ねた時ルーク先輩は静かに答えた

ルーク
｢声さ｣

エペル
｢『声？』｣

そらる
｢俺の魔法と上手いこと中和したしね、多分そうだと思う｣

そらる先輩が後付けをして言ったが私はどういうことか分からない

ルーク
｢正確には彼は音に関するのもならば大抵は扱える｡最初は催眠や洗脳を使って人数を増やしたがある一定の数に達したら彼がとった行動は音を振動させて同調を測ったんだ｡その事によって少しづつだったのが一気に人数が増える｡それを利用したのだろうが残念ながら彼がどうしてそのような行動をとったかは私も分からない｣

そういい話は終わってこれから計画を立てていく中で思った
これ、あまちーと同じでわがままから始まってない？と