僕/俺を暗闇から救い出して５ (ページ6)

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とても悔しそうにしているのを見て私は思った
それだけ大切な人なのかって

それを聞くとまし兄は懐かしむように話し出した

志麻
｢ああ、センラは俺が音楽活動していく中で大切な相棒なんよ。何回も助けられた、ライブとかでも一緒に歌ったりしたし約10年かな一緒におったんは｣

10年はとても長かったろう
それだけ一緒に居たら信頼してしまうしこんな事件を知ったらショックだろう
その話を聞いてからイデア先輩はカタカタといじり始めた

イデア
｢そんな話聞かせれたら先輩としても寮長としても一肌脱ぐしかないでしょうよ｣

ぐひっと笑い出すイデア先輩その後また画面に戻ってカタカタと作業をしだした
まし兄はとても嬉しそうにして頭を下げた

イデア
｢ここから作業に集中したいからもれなくみんな出ていってもろて｣

そう言われて数秒で追い出された
こういう時とゲームときだけ行動が早いんだから

オルト
｢僕たちは一緒に戦ってくれる仲間を探そう!!僕はえぺるさんと一緒にイグニハイド寮で協力してくれる人を探すよ｣

『了解なのです。私とまし兄で他の協力してくれそうな人探すよ』

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『なんでこんな大事な時にエーデュースが使えないんだよ!!グリムも!!仲良く補習食らってんじゃねえ!!』

志麻
｢仕方ないわ、他を探そう｣

と言っても今ここのただ広い廊下に人の気配なんてひとつも無かった
中庭を探してもいなかった

『そういや今日って土曜じゃん!!そりゃいつも居るはずのとこに誰も居ないわな！いやだバカがバレちゃう!!!!!!!!!!』

志麻
｢ごめん俺はとっくに知ってる｣

一時間後＿＿＿＿＿

志麻
｢『ヤバいまじで居ない/居らん』｣

一時間探して誰も人を見つけないって逆に凄くない？
先生一人も見つけれてないの

居るの？なんでいるのか知らないけどウサギとか鹿とか
シルバー先輩がいるのかなって思ってもいなかったし

そりゃそうだわ土曜にまでわざわざ寝には来ないしね
それになんか最近は忙しそうだし

待ってコレマジで詰みなんじゃない？
二人してどうしようと考えてると

｢あれ？(ユウ)ちゃん、と、志麻さん？！どうしたのてかなんで志麻さんここに居るの???｣

｢まーしぃ！？何処どこ!!｣

最近やっと聞き慣れだした少年らしい二人の声が聞こえた