僕/俺を暗闇から救い出して５ (ページ23)

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狂気の美ページ23

あれから何人も同じ様な人が出てきてその度にルーク先輩の足の長さに突っ込んだ

『狩人パイセン!!!いい加減に覚えてくださいよ！』

ルーク
｢すまない、ヴィルが安全かどうか一刻も早く確認したくてね｣

そらる
｢それでもその足の長さは自覚した方がいいよ、こっちはﾀﾋんじゃいそうなくらいなんだから｣

エペル
｢か、監督生サン大丈夫？｣

可愛い顔してめちゃめちゃ体力あるなこの子
さすがマジフト部員
レオナさんにそれだけ扱かれてんだろと私は自己完結した

エペル
｢もう少ししたら最奥に到着するk＿＿＿＿＿｣

私とそらる先輩を励まそうとする時左隣からドンドンと叩く音が響いた
またモブ生くんが居るのかと思って見たらそこに居たのは

『＿＿＿え、あまちー？』

別行動をしていたハズのあまちーだった
別の鏡のなかにはまし兄やオルトくん、さかたんもいた
直ぐに救出しようとそらる先輩が魔法をかけようとした時、別の鏡に引きづり込まれた

それはあっという間で誰も反応出来なかった
そしてあのモブ生くんが言っていた通り中からは魔法では突破できないみたいだった
そのあとルーク先輩もエペルくんもイデア先輩(タブレット)も捕まった

私？何も襲われてないです
多分魔力に反応してだと思う
私以外みんな掴まって頭が追いつかない中で誰かが歩いてきていたのに気づかなかった

｢久しぶりやね監督生さん｣

『えっと、折原くんだっけ何でこんなテロなんて、』

折原
｢テロなんて、俺は皆から愛されるよう敵を排除しよるだけやで｣

『排除？敵？』

折原
｢そう、俺はね、愛されたいんよ｡俺を愛してくれる人と一緒に居りたい、でも俺よりも綺麗な寮長や先輩達がおったら俺が愛される事は出来んやろ？やから俺は俺にとって居心地が良いように、

俺の理想郷を作るために障害物になる人たちを排除しとるだけやで｣

綺麗な笑顔でそういう彼は一時の天月くん以上に狂ってると言っても過言では無いだろう
私以外皆鏡に入れたのは彼にとって障害物になるから

言わば私は彼にとって無害判定が出たということだろう
完全に舐められてる
正直それだけで無性にイラついてしまい、

『...ふざけんなよこのナルシスト』

彼に対して一番癪になるであろう言葉を吐き出すことにした