僕/俺を暗闇から救い出して５ (ページ22)

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本当の本当に不気味すぎる
奥に行けば行くほど鏡が増えていって中にはゴーストや一部のポム生がいる鏡があった

...ん？ゴーストとポム生????
いやいやゴーストなら分かるけどなんでポム生????

『先輩なんで鏡の中にポム生が居るんですか!?』

ルーク
｢...なに？｣

私たちが存在に気づいたとわかったのか鏡の中にいるポム生が鏡を内側からたたき出した
それから魔法は授業でも習った小物の収納を応用したみたいで
そらる先輩が簡単に救出していった

モブ生
｢た、助けてくれてありがとう、｣

そらる
｢簡単な魔法だったから２年である君なら簡単だと思ったんだけど、｣

モブ生
｢お、俺もそう思って試して見たんだけど、何でか魔法が使えなくてっ！多分だけど、鏡の中に閉じ込める時に魔法を封じられるんだと思う、本当に何も使えなくなってさ｣

そう言いながら恐怖から感じた過呼吸に近いかのような息切れをしていて
相当パニックになってたのが読み取れた

そらる
｢一旦落ちついて深呼吸して、収納用の魔法にリドルやまふみたいな封印魔法まで、
多分一人の魔法では無理だろうから洗脳でもされて誰か協力してるんだろうね、一応俺たちと行動するのは危険があるから早くこの部屋から出た方がいいかもしれない｣

そう話しながら救出したモブ生くんに軽い隠蔽魔法をかけた
ここの先輩たちってみんな魔法かけるの上手だよね手先器用な人って羨ましい

そらる
｢これで大丈夫、ほら、ここ真っ直ぐ行ったら出口が見えるはずだから
でも、外に出たらもしかしたら正気を失った生徒がいるかもしれないから自分で自分の身を守れよ｣

そのあと、モブ生君とは別れて私たちは先に進んだ
でも、ここで分かったことは一つ

『なんか魔法で作った罠が増えてってない???』

イデア
｢完全に増えてますな〜まあ、拙者の感知能力を使用すれば何とも無いんですがね〜
増え方みてても近くにいると思われますぞ｣

ルーク
｢ああ、ヴィル、無事でいてくれ！｣

その一言でルーク先輩の歩幅が大きく、そして早くなって行った
私とエペルくんはもう駆け足に、
足が長いはずのそらる先輩も早歩きどころかほぼ駆け足になっていた

『ルーク先輩！！鬼長いその足をどうかお沈めくださいませんか!?私もエペルくんもそらる先輩も足の関節ﾀﾋんじゃいますから!!!!』

ルーク
｢おっと、それはもしわけない｣

この世界の男性たち体のバランスおかしすぎない??