僕/俺を暗闇から救い出して５ (ページ12)

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情報ページ12

あれからサムさんはメモだけを私たちに渡して購買へと帰って行った
どうやらクルーウェル先生に見せ番を頼んでたみたいだった

そしてメモに書いてあったのは折原くんの情報だった

内容として
・折原千羅は両親に捨てられ施設で育つがNRC転校直前までの記憶は曖昧である
・ユニーク魔法は音を使用して操作するもの
・対象はポムフィオーレだけだが、後に一般市民にも害を出す可能性がある
・現在は常日頃ユニーク魔法を発動しているため何時オーバーブロットするか分からない
(既にオーバーブロットしている可能性もあり)

とのこと
一体誰に頼んでこの情報を入手しているのか分からないがサムさん曰く＂秘密の友達＂らしい

志麻
｢あの人一体何者なん？｣

天月
｢本当にね、購買のお兄さんとして働いてるのが不思議なくらいだよ｣

『サムさんのことについては多分だけどだれも詳しくは知らないと思う』

にしても転校直前までの記憶がほとんどないって、
親の顔も覚えてないってことでしょ？可愛そ過ぎない？？？？同情しかしないけど

坂田
｢何で転校直前の記憶からしかないんやろ、、、、元の世界とこの世界との記憶がごちゃ混ぜになっとんかな？｣

そらる
｢俺らみたいに天月の夢の中で整理出来てたらいいほうだと思うしな俺たちはまだ幸運な方なんだろうな｣

それに記憶が無い方が幸せな時もあるしね
そういうそらる先輩の顔はこれまで見たことないくらい暗かった

あ

『そらる先輩、あまちーの夢の中での話今聞いても？』

そらる
｢今？タイミング悪すぎない｣

天月
｢え、僕が作った夢の中で何話したの？｣

『今思い出したもので、思い出しちゃったらもう気になっちゃいまして』

天月
｢え、聞いてる？？？？？｣

あまちーの話はムシムシ
お願いと懇願しても後でと言われ、マジで気になりすぎてﾀﾋにそう

『この話気になりすぎてこれからの作戦に支障をきたすかも知れません』

そらる
｢その言い方はずるい、｣

こう言えば断れなくなるのは私もう熟知してるんですよ
キラキラした目で見つめれば負けましたと言わんばかりのため息を零された
そしてゆっくりと口を開き始めた

そらる
｢･･･luzがお前のアプローチ諦めた理由は

お前が元の世界であらきさんの婚約者になったからだ｣

『･･････へ？』

イデア
｢は？リア充だったの監督生氏｣

『え、、ん？マジ？？？？？？』