僕/俺を暗闇から救い出して５ (ページ1)

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男子校なのに!? ページ1

あの事件から一ヶ月
相変わらず夢の中ではあらきさんと会って話したりする
いつもと変わらない日常を送っている

でもちょっと変わったことと言えば
あの事件以降仲良くなったあまちーと一緒にいること
そしてエースとデュース、そしてグリムが補習を食らったことだろう
週4、いやほぼ毎日天月くんは私と行動を一緒にするようになった

『なんで一緒にいるの？？？？』

天月
｢行動一緒にするのに理由いる？？？｣

『いや、特にいらないけど最初からこれだったらちょっと怖いよ』

そう答えるとじゃあ、またオバブロしようかなと呟く彼
冗談に聞こえないから本気でやめて欲しい

『あまちークラス別でしょ｡これ以上は一緒には、、、、、そんな顔するのやめて分かったから!!お昼ご飯皆で一緒にたべようね!!』

天月
｢やったぁ｣

私が声令嬢一緒に居られないと言おうとするとあまちーは悲しそうな小さな子供がしそうな顔をするものだから可愛い物が大好きな私にとって心を痛めてしまう顔だった為あれから強くものを言うことが出来ずにいる

本気で嫌だったらそらる先輩に助けを、

ん？私何か忘れてない？？？
あ、私とあらきさんの関係だった
それと、るす？って言う人の話

ヤッベすっかり忘れてたや

天月
｢じゃあ、またお昼休みね!!｣

『はいh＿＿いっった!!!!!ごめんなs』

あまちーと解散する直前に誰かとぶつかってしまい謝ろうと後ろを振り返ると

モブ
｢あ？･･･いってぇなぁ、どうしてくれんだよ｡怪我してたらどうするんだよ｣

聞く限りとてつもなくめんどくさいやつとぶつかってしまったかもしれない

『ご、ごめんなさ｢ゴメンナサイで済む問題じゃないだろぉ、なぁ？｣ソウデスネホントウニゴメンナサイ』

私今ふと思った

これ、人の話聞かない奴だと

すぐ近くで見ていたあまちーが笑顔が落ちた状態の顔で突撃してきそうな雰囲気を纏っていた

でも、そこから行動を取る事は無かった
理由としては

｢それ以上はダメだよモブくん｣

低くてもとても綺麗で色っぽい声が聞こえたから

モブ
｢姉さん!!｣

天月
｢『姉さん？？？？？？ここ男子校だけど？？？？？？？』｣

キチガイな頭を持つあまちーでさえも＂姉さん＂という言葉には追いついていないらしい
私？？追いつけるわけないじゃんどゆこと？？？？？？？？？？？？？？？？