検索窓
今日:22 hit、昨日:1 hit、合計:125,835 hit

第44話 ページ44

柊羽side

『もういい!』

そう怒って朱音は帰って行った俺はさらに苛々していた

美輝に会って珠樹があいつの彼女になってずっとこんな感じだ

昔は俺の後ろばっか付いて来てたくせに

「チッ…」

ベットに寝転び寝ようかとしていた時に電話が鳴る

『あ、柊羽!?珠樹ちゃんが大変なの!今すぐに珠樹ちゃんの家に来て!』

あいつはどこまで迷惑かけるんだ!

俺は急いで珠樹の家に向かう

「珠樹!」

ドアを乱暴に開けて家に入る

「呼吸がおかしいの!」

確かに呼吸が浅い

「こいつがこうなる前、何を話してた?」

「…」

「朱音?」

「…知ってる事全部…」

「…虐めたのか?」

「違う!ただ…こうなるとは…!珠樹ちゃんごめんなさい…!」

「パニックを起こしただけだろ10分も寝れば戻る」

「そう…」

朱音は心配そうに珠樹の手を握っていた

「何を話したんだ」

「…」

「朱音!」

「…っ!」

怯えさせてしまったが話してくれそうにない

「…頼む話してくれ」

「…体の関係持ってるでしょう?珠樹ちゃんと」

「…なんでそれを」

「いっつも会う時に匂いが違ったから…それで初めて来たときに分かったの…」

それでパニックを起こしたのか…

「黙っていてごめん…でも今はもう持ってない。信じてくれ」

目を見て話すと朱音は分かってくれた

「珠樹はいつ目を覚ますの…?」

「分かんないけど絶対目を覚ますよ」

「うん…」

不安がってる朱音を抱きしめて珠樹が起きるまで待った

第45話→←第43話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 6.4/10 (26 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
56人がお気に入り
設定タグ:エセ関西弁 , 誤字脱字あり , R18(少し)   
作品ジャンル:恋愛, オリジナル作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:灑那 | 作成日時:2017年5月26日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。