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A視点
『はぁ』
あの銀髪を思い出すと毎回ため息が出る
「なんで急にいなくなったんだー」とか、「今なにやってんだー」とかそいうことを、嫌でも考えてしまう
考えるけど結局いつも答えは出てこない、挙句の果てに「会ったら切り刻んでやろ」という馬鹿で、ぶっそうな考えしか出てこなくなる
最悪だ
沖「どうしたんですかい、ため息多くないですかい」
『誰のせいだと思ってんの···てかなんであんたもここで仕事やってんの?普通にいるから気づかなかったわ』
沖「なんでって、Aさんケーキいらないんですかい」
『いや、いるよ、だけどケーキ置いて自分の部屋に行きなよ、ここにいること土方さんにバレたらなんか色々めんどいから、私も怒られちゃうから』
沖「別にいいじゃないですかい、仕事してるんだし、てかあのマヨラー今は見廻りのはず」
〈ガチャ〉
土「おい!コラッ!総悟、てめぇなにやってんだ!」
ものすごい足音を立てながら乱暴に医務室の扉を開けた土方さん
まじでやめて欲しい壊れたらどうすんの
『ちょっと沖田くん、全然見廻り行ってないじゃん』
沖「あれ、おかしいな、何やってんですかい土方さん、サボりですかい」
土「ちげーよ、見廻りの帰りだわ」
そう言いながら、タバコに火をつける土方さん
まじやめろ、ここどこだか分かってんのか
『土方さんここ禁煙です、今すぐ消さないと粉々にしますよ』
土「あっ、わりー···てか総悟ここで何やってんだ」
沖「何って仕事でさぁ、Aさんに手伝ってもらいながら」
土「だからなんでAに手伝ってもらってんだ、自分でやれ。てかAもAだ、毎回毎回総悟の手伝いしやがって」
『仕方ないじゃないですか。総悟が、あの予約四ヶ月待ちのケーキを持ってきたんですよ!やるしかないじゃないですか!』
土「はぁ··お前なぁ、ケーキひt」
『沖田くん君から貰った仕事は全て片付けた、てことでケーキをくれ』
沖「どうぞ」
土「無視してんじゃねーよ!」
てな感じが私の真選組の日常
ケーキはマジで美味かった
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作者名:リム | 作成日時:2023年2月2日 0時