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A視点
銀「てな感じでまぁー···簡単に言うとお前に嫌われたと思って、しかもAとの約束を守れなかった自分に嫌気がさして逃げたっていう···だから別にお前に火があったわけじゃねぇし、そこんとこ勘違いすんなよ」
ここまでの銀時の話を聞いて、なんだか馬鹿らしくなってしまい笑ってしまった
『ふふ、あははは』
銀「は?お前何笑ってんの?」
『だって、銀時も私もほんとバカだなって思って、お互いに勘違いして無駄に距離取って、何年も相手のこと思いながら過ごすとか馬鹿でしょ』
銀「まぁ、たしかにな」
と言い銀時も笑う
銀「てかお前はなんで距離とってたんだよ」
『あぁ私も銀時に嫌われたと思って』
銀「はぁ?なんでだよ」
『だってあの日、敵の数の情報手に入れたのは私だよ、私の間違った情報でヅラが作戦をたてて銀時に、あんなことさせたんだ、そりゃちょっとは嫌われるかなって』
銀「は?んなことかよ」
銀時があからさまに呆れた表情でこちらを見る
『仕方ないでしょ、その可能性があったから銀時に何言われるか怖くてちゃんと話せなかったんだよ、銀時だってそうでしょ』
銀「まぁ俺たちはお互いに馬鹿だったんだな」
『そうだよ』
銀「じゃあ仲直りするか」
このセリフが嬉しかった、銀時とまた他愛ない会話が出来ると思うと
『そうだね』
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作者名:リム | 作成日時:2023年2月2日 0時