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銀時視点


結局俺は連れられるまま真選組屯所に来てしまった
女中から茶を貰う

不安が倍になっている、多分今の俺はいつもより挙動不審に違いない


新「銀さんどうしたんですか?どこか具合でも悪いんでか?」

銀「大丈夫だ」


まだ新八から疑いの目をかけられているが、無視していく


土「山崎、A連れてこい」

山「えっ、Aさんですか、今「仕事が終わんない」って嘆きながらチョコ食べてますから、多分来ませんよ」

土「うっせー、いいから連れてこい、あと嫌だって言ったら副長命令だって言って連れてこい」

沖「いやいや土方さん、そんなんじゃAさんは来ませんよ。山崎Aさんに冷蔵庫の中に予約二ヶ月待ちのプリンがあるって言っとけ、そしたら来る」

山「···わかりました、連れてきます」


〈ガラッ〉


ザキがやつれながら出ていった


新「なんかすいません無理言って」

近「いやいやいいんだよ、未来の弟の頼みを聞くのも兄の勤めだ」

新「お前が兄になる日なんて一生来ねぇよ」

銀「てか、ゴリラお前いたの」


神楽がさっきからずっとソワソワしている
静かすぎて逆に気持ち悪い


まぁ、そんな俺もさっきからずっと冷や汗が止まらない

土方や沖田くんから聞く話が、あいつに似すぎているのだ、見た目やら性格やら

今すぐここから消えたい


そんなことを悶々と考えてると山崎が帰ってきたらしい


〈コンコン〉


山「Aさんお連れしました」

土「入れ」


〈ガラッ〉



襖の向こうから現れた女は、凛としてよく通る声で喋りながら現れた。
髪が黒く、とても綺麗で、顔も相も変わらずとても美人だった
だけど俺の記憶より少し大人になっていて、さらに綺麗になっていた

一瞬で身体中の血液の温度が上がり体が燃えるように暑くなる。
心拍も異常なまでにあがり、倒れるんじゃないかと思うほどにだ、すぐここから消えなくちゃいけないのについ見とれてしまった

視線に気づいた女がこちらを見た

そして女が目を見開き、震える声でこういった





『ぎ、銀、時?』

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設定タグ:銀魂 , 坂田銀時   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:リム | 作成日時:2023年2月2日 0時

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