ろくでなしの幼なじみにまともな奴がいるわけない 3

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〈ミツバ篇〉



A視点



｢すんませーん。怪我しましたー｣

『はーい、今は受けてませーん』

｢ちょっとぉ！あんた医者でしょ！ちゃんと見てくださいよ｣

『医者だから、今薬の研究してるんでしょ？忙しいから後で出直せ』

｢ヤベーよ、この医者。はぁ、もう勝手に薬とか持ってきますからね｣

『どうぞご勝手に』

｢そうだ、Aさん知ってます？今沖田隊長の姉上様がいるんですよ｣

『沖田くんの姉が？』



沖田くんお姉さんいたのか、やっぱり美人なのか？沖田くんも顔だけはいいからな



『見に行ってみるか』

｢見に行く暇があるなら、僕の怪我治してくれません？｣




〈バタ〉




｢無視かよ｣

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