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A視点
〈バン〉
刀と刀がぶつかる
数分手を合わせてわかったことは、力は弱く、一撃の威力はあまり無い。だが、それを上手くカバーする技術に速さ、なかなかに強い·····だけど、そんな小細工が通用するのは、三下までだ
刀しか見えていない、凪の足をひっかけ転ばし、刀をつく
だが上手く避けられ、お腹に付けられた皿は割れない
『チッ』
凪「そんな単純な攻撃当たるわけないでしょ」
『そうだよね、そこまで弱くないもんね』
凪「ムカつく、手抜かないで、本気でやって」
『いいわけ?私強いよ?』
凪「本気で来てもらわないの意味ないの」
『そっか』
私は、足の筋肉に力を込め、先ほどとは比にならない速さで近づく
凪は攻撃を受け、力を上手く流し、私の首を狙う
私は、下のしゃがみ足で、首を蹴る
凪「きしょ!何今の動き!」
『女は子供を産むために、骨盤の可動域が広い。毎日柔軟してれば、女ならこれぐらいの動きすぐできるよ。ほらお喋りはあんたの皿を割ってからでしょ?』
凪「っ!」
先程と同様に近づくが、今回は刀ではなく足で蹴り飛ばした後に、腕を掴みお腹についていた皿を割る
という作戦だったが、凪も学習したのか、足で私の皿を狙う
『チッ』
避けるために掴んでいた腕を離し、距離をとる
凪「私学習能力高いんですよ」
『へぇ、そっか···めっちゃウザイ!』
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作者名:リム | 作成日時:2023年4月12日 20時