ツマラナイ人生だな…２【歌い手】

65☆*。優星と ページ17

時はたってやっと放課後です…部活に行く人教室で残っておしゃべりをする人そのまますぐ家に帰る人




本来ならわたにはすぐ帰る人の中にいるはずだけど…




今日は天月くんの生徒会の手伝いをしないといけな
いから帰らずに生徒会室に行かないといけない






私は帰る準備をしていつめんの人達にさよならをして教室をあとにした








貴「生徒会室って前行ったとこだよね…少し遠いな」




仕方ないか自分で言ったんだし責任もってしなくちゃ…

と、思いながら廊下を歩いていると後から聞き覚えのある声が聞こえてきた






優星「おーいAー！」





貴「あっ優星！」







両手いっぱいに持たれた資料を持ちながら私の名前を叫ぶ優星





貴「少し資料もつよ優星」




優星「大丈夫！大丈夫！このぐらいへいき、へいき！」



笑顔で言い張るけど両手いっぱいに持たれた資料はあと少しで廊下に落ちてしまいそう…






貴「大丈夫ないでしょほら半分もつよ」




と言って無理やり優星が持っている資料の半分を持った




優星「ありがとAやっぱりA優しいなー！」




貴「そうかな？優星も充分優しいと思うよ」





優星「えへへそうかなぁ…ありがとA」





その笑顔はほんとに綺麗で男子達や女子達が騒ぐのも無理ないと納得しそうな…そんな笑顔だった








優星「そう！そう言えばA倒れたんでしょ！？大丈夫！？」




こういう所が優しいんだよ優星って…だから人気者なんだよ…きっと……

他にも私なんかよりもっといいところたくさんある……





貴「うんもう大丈夫だよ」




優星「よかったーほんとに心配したんだよ！？そらるが教えてくれた時はもうほんと焦ったよ

保健室に行ってもA寝てるからでもよかったぁほんとにこれからは気おつけてね！」





保健室に来てくれたんだ…昔から心配性な優星らしいな





貴「うんありがと…優星これからは気おつけるね(にこ)」





優星「Aかわいい！！やっぱりAは笑った方が、可愛いよ！」





貴「えっ……あっありがと」





優星「ふふっ！どういたしまして！」







そんな他愛もない話をしながら廊下を歩く私たちはほんとに楽しくて家でもこんな時間が続けばいいのに…



と、ほんとに思う…どうにかして救わなくちゃ…優星を…＜私＞が……救わないと……






そんなことを考えているときずげはもう生徒会室の前まできていた

66☆*。手伝い→←64☆*。お昼休み

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す