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1階まで降りて空き教室に入る。
「4限始まっちゃうよ？」
「別にいい。片岡だし。」
英語表現の片岡先生は "緩い" で有名だった。
「臣も劣等生の仲間入りじゃない？」
「うるさい。」
朔間は机の上に座りあぐらをかく。
そして胸辺りまである髪を耳に掛けると、ピンクゴールドのピアスが顕になった。
「そうそう、それで話の続きだよね。」
「ああ。」
俺も椅子を引いて座る。
「えーっと、まず学校休んでた理由から話すと、
私今お母さんもお父さんも一緒に暮らしてるんだけど、
今のお父さんは私が生まれた後にお母さんが再婚した相手なのよ。
そんでその本当のお父さんが事故で亡くなったらしくて、
一応その葬儀に行ってた。」
「そこで初めて、会ったのか？」
「うん、そういうこと。」
これだけが朔間の顔を曇らせている要因では無いことは、朔間のスッキリしない顔を見ればわかった。
「それで？」
「え…」
まさかこう聞かれるとは思わなかったんだろう。
＿キーンコーンカーンコーン
そこで4限開始のチャイムが鳴り、少し騒がしかった教室の外は静まり返った。
「臣は私に何を聞きたいの？」
「お前が、そんな性格なのは理由があると思って。」
「ふっ、やっぱ臣には隠し事出来ないや」
そう言うと、あぐらをかいた足を戻して続けた。
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ミオ(プロフ) - 漆原さん» 通知で飛んできました！笑こちらこそお付き合い頂きありがとうございました！！！ (2020年7月16日 0時) (
レス) id: 4065260f63 (このIDを非表示/違反報告)
漆原(プロフ) - 完結おめでとうございます！尊い可愛い良かった、ととても素敵な作品に出会えて良かったと思いました。更新お疲れ様でした。ありがとうございました！ (2020年7月16日 0時) (レス) id: ed7638bb80 (このIDを非表示/違反報告)
ミオ(プロフ) - ありがとうございます！！頑張ります！！ (2020年7月3日 14時) (レス) id: d5bc6df56e (このIDを非表示/違反報告)
漆原(プロフ) - さくさくコンビめっちゃ可愛いしストーリーも面白くて好きです！これからも頑張ってください！応援してます！ (2020年7月3日 14時) (レス) id: ed7638bb80 (このIDを非表示/違反報告)
ミオ(プロフ) - さくみさん» きゃああ嬉しいです！ありがとうございます！これからも頑張ります！！ (2020年5月23日 9時) (レス) id: a31c000f06 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミオ | 作者ホームページ：I don't have.
作成日時：2020年5月18日 13時
