【A3!】成人しても遅くはなかろう?

才能。ありえへんて 1 ページ15

Aside


ツヅちん顔悪事件は無事終了
相談、聞いたったら顔良くなった


もう、大丈夫









それより

皆、朝なのに起きとらんとは


『飯食わないのかよ』





お腹すいたー
天使ちゃんどこだろ……あ






天使ちゃんを探す旅へLet's go

『おー』



と、一人で掛け声をして探すこと1分









まぁ、大方目安はすいてたけど

レッスンスタジオ




『舞台に立たないけど』

演技はしたいよね


『天使ちゃん、おは』






いづみ
「Aさん!……おはよう、ございます」





もしかして、昨日のこと
気にしてんのか


『天使ちゃんは、男のままでいて欲しかった?』


いづみ
「!! そんな事!ないです!」

『おう、それでよかよか』





ポンポンと頭を撫でる


嬉しそうに綻ぶ顔に
こっちもほのぼのだ



うん。こーゆーの


『悪くない』

いづみ
「??」








何でもないよ、と。いう前に

一つ気になった


『まだ、演技やってたんだね』


いづみ
「はい、お恥ずかしながら大根ですけど」




たしかに大根だけど

中学の時よりかは、上手くなったと思う

『演技、楽しい?』









.




天使ちゃんが好きなことに
少なからず興味がある




いづみ
「はい!自分じゃなくなった時。きっとAさんも好きになります!!!」

『どーだろーね』








あ

そういえば


あの頃も演技を勧められたな……




いづみ
「私は、Aさんに舞台にたって欲しかったです。自己満足ですけど、演技は人を惹きつけます!!それをAさんにもと思って…」



その後に






舞台に出なくてもいいです

私と一緒に演技してみませんか?と言われた





本当は面倒くさがりな私でも
やりたいことはあった

それが、この演技



でも、自分からは踏み出せなかった────









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