【A3!】成人しても遅くはなかろう?

演目は?てか、稽古無理 2 ページ12

Aside





話聞くの、飽きただるい

喋りすぎた





『期限付きでやったら。たとえば、1週間とか』



いづみ
「そうですね……一週間。それだけならいいよ」

いづみ
「その代わり、必ず脚本を一本仕上げて」

『中途半端だったら、怒るよって』



そのぐらい。ツヅちんなら余裕しょ






綴
「はい!Aさん、他人事ですけど出ますよね?」

『出ない』

絶対朝、早いし







いづみ
「え!?でてくれないんですか?」


そんな顔で見ても駄目



『出ないから』

いづみ
「……じー」






不貞腐れた顔も可愛いね
天使ちゃん

『後で部屋おいでな、いづみ』




ﾎﾞﾝｯと顔が赤くなる天使ちゃん
これも、わざと

中学の時からの必殺技


"いづみ"呼び




いづみ
「っはい!!」

ここのやつら、ちょろい



⚠注意⚠

普段こんなに喋らないAちゃんは、疲れすぎて可笑しくなりました








支配人
「ところで、どんなものにするか決めてるんですか?」

綴
「初代春組の公演映像を見てから、ずっと頭の中にロミオとジュリエットのイメージが浮かんでて、すれにするつもりっす」




ロミジュリってことは

シトロン
「イイネ!ワタシ、捕えられた宇宙人やるヨ」

『え、まじ。いいな』



しーちゃんの発言。好き






綴
「それ、ロミジュリと違うから」

真澄
「ジュリエットはアンタ?」


あ、見たい




いづみ
「私!?私がやるわけないでしょ。私はあくまでも監督、もう舞台には立たない」



『残念』

支配人
「立ち上げ当時からＭＡＮＫＡＩカンパニーの役者は男性だけなんです。伝統的に女性の役も男性が演じます」


いづみ
「そうなんですか」




それじゃあ、私は
出なくてすむやんか────────









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